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全ては、兄のため ページ6

「織田作が助かった理由は、わかったよ。
でも何で涙香は、異能力があることを隠してたんだい?」


「涙香?って子が異能力を隠したり
出来損ないと言われても騙してたのは、
全て太宰のためかい?」


「流石は、名探偵だな!

涙香が騙していたのは、太宰がいつでもポートマフィアを辞められるよう
お前に光の世界で生きて欲しかったからだ!

闇の世界にいては、酸化した世界から醒める事は、出来ない
頭の良い兄なら人を救うのも簡単

涙香は、そう言っていた。」


数秒沈黙が流れた後、太宰が後悔した顔で話し出した。


「今日ほど自分を殺したいと思ったことは、ないだろう。

妹の事を何もわかっていなかった!
私は、兄失格だ!」


「それは、本人に聞いてみたらどうだ?」



ガチャ



ドアが開いて白い髪の女の子が入って来た。
全員驚いていていたが太宰が少女に抱き付こうとしたけど、


「涙香!、、、何故?
夜叉白雪が涙香に抱き着いているんだい?」



キューキュッキュ


「昔、鏡華さんに勘違いされてて
辛いかもしれないけど
鏡華さんの事を守ってあげてください

と励まされた!」


「勘違いって夜叉白雪が鏡華ちゃんの
両親を殺したって事ですかね?」


「金色夜叉や羅生門にも懐かれてた
涙香さんは、優しい。」


「異能力に愛されてるなんて凄いじゃないか!」


ヒョイ
「随分軽いなちゃんとご飯食べてるか?」


「ちょっと国木田君?
何故、抱っこしているんだい?
兄妹の感動の再会が〰️」

「日頃の仕返しだ!包帯無駄遣い装置」


「特別に僕の好きな駄菓子あげるー
ねーねー僕の事、「お兄ちゃん」って呼んでみてー」



「嫌です!
私の兄は、太宰 治だけですから。」

それを聞いた瞬間、国木田から涙香を奪い
抱き締めながら謝った。


「涙香!今まですまなかった。
酷い事を言ったのに許してくれるのかい?」

「言わせたのは、私
兄さんは、何も悪くない。」

太宰兄妹が感動の再会をしている時
宮沢 賢治が声をかけた。

「何故、兄妹なのに髪の色とか違うんですか?
折角なので太宰さんの過去の話し聞きたいです!」

「そう言えば詳しく知らないですね。」

「分かりました。良い機会なのでお話ししましょう。」

「私が話します。
兄さんが疑問に思ってる事があると思うので」

過去→←再会



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設定タグ:文すと , 文豪ストレイドッグス , 太宰治妹   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:如月 | 作成日時:2018年6月25日 14時

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