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『あれ、今日人少ないね』
安「あー、なんか今日2年の普通と特進が合同研修でおらんらしいで。泊まりで〜」
『えー、いいなぁ』
安「研修やで研修。鬼やぞ〜〜」
今日は章ちゃんと2人で学食へ。
『あ、大倉くんたちだ』
安「ほんまやー。」
水を取って、座れそうな場所を探す。
『え、章ちゃん…』
安「どうもー！ここで食べてもええですかー？」
丸「どうぞどうぞ！お気になさらず〜」
丸山くんと大倉くんの隣へ座ってしまった。
丸「あら！Aちゃんや！」
『どうも…笑』
丸「大倉の隣で良ければ〜〜」
『全然！大倉くん、いいかな？』
大「別に」
うっわ〜。相変わらずな感じだよ。
目も合わせてくれないよ。
というより…。
『カレーと天丼…』
大「…？なに？」
『いや、カレーと天丼が美味しいとは聞いてたけど…』
まさか同時に食べる人がいるなんて。
丸「大倉はいつもやでー笑」
安「あ！そやそや！良ければAちゃんに勉強教えたってー」
『ちょっと章ちゃん！！』
大「お前馬鹿なん？」
『馬鹿って…まぁ馬鹿ですけど…』
安「特進行きたいねんて〜」
成績トップの2人になんてこと言ってくれてるんだ！！
丸「へー！ええやんええやん！この前のテストの結果どんな感じやった？」
『え、あ…その…』
安「そういえば僕も見てへんわー。
見せてー？」
この人らに私の成績見せるなんて恐れ多い。
大「見せてみ」
『え？あ、はい…』
なぜだか大倉くんには逆らえない。
なんか言い返したら直ぐに斬りキレてきそう。
『これ…です…』
安「ほう。」
丸「あーー…」
ですよね、やっぱりそのはんのうですよね。
大「アホすぎるやろ。特進舐めてんの？そこまでアホならさっさと学校辞めろ。ごちそうさん」
丸「ちょ、大倉！！」
安「あちゃー…」
丸「ごめんなぁ。あいつほんま口悪いねん」
根はええやつなんやで？って。
それ褒めるとこあんま無い時に使うやつ。
『あの本当に…なんでもないんです…』
丸「なんで特進行こうと思ったん？」
『あ、いや…私あんま詳しくないけど、学費免除とかあるなら行きたいなって』
安「あー、そーゆーことか。」
無理なんて最初っからわかってました。
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ゆりかご(プロフ) - paruru1012さん» コメントありがとうございます！そうやって言って貰えて嬉しい限りです( >_< )気持ちに応えられるように頑張って書きたいと思います！ (2021年3月20日 23時) (
レス) id: ffb8278a16 (このIDを非表示/違反報告)
paruru1012(プロフ) - 今1番気に入っていて先が気になる作品です！無理にならないペースで更新頑張ってください！ (2021年3月20日 17時) (レス) id: 61555b5d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年3月10日 2時
