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安「そっかそっか！よかったぁ。」
『うん！ありがとうね』
安「ええよー。てことは春から一人暮らしなわけやな」
『そうだよ〜』
安「ええなぁ。遊び行くわ^^*」
『うん！来て来て〜』
章ちゃんと一緒の時間は本当にふわふわしてて心地いい。
安「ほなお会計行ってくるな」
『あれっ、私お金渡してないよね？』
安「ええよええよ、今日大きいのしかないし。奢らせて？」
『じゃあ今度なんか奢るね！』
2人でレジに行き、会計を済ませて外へ出る。
安「次の講義ペア組むらしいわ」
『ほんと？やろ〜』
安「ええよ〜」
講義室へ行き、必要なものをカバンから出す。
『…あれ〜？』
安「ん？」
『ペンケース置いてきちゃったみたい』
安「あら、前の講義室？」
『そうかも。取ってくるね』
安「あーい」
時間もないし、少し駆け足で階段を下る。
『失礼しま〜す…』
わー、この時間の人達すごい静かだ…。
みんな勉強してるよ〜。
丸「あれ？どないしたん？」
『わ！丸山くん！』
特進の人達か！納得！
『ペンケース忘れちゃって…』
丸「あらあら。どのへん座っとった？」
『んーとね〜……あ』
大「…」
大倉くんと目が合ってしまった。
というか、私が座ってたのその席だし。
『あの…そこの下にペンケースない？』
大「…これ？」
『そう』
大「ん」
『ありがとう』
私、不自然じゃないかな。
丸「あ、もう時間やで？間に合う？」
『ほんとだ！ありがとう！ばいばい！』
丸「ばいばーい」
チャイムが鳴る直前、少し荒い息を抑えながら席につく。
安「あった？」
『うん！』
講義室に知り合いいてよかった〜。
先《ほなここ、ちゃんと覚えといてな〜。終わり〜》
安「終わったー！」
『やっぱ難しいなぁ笑』
安「ははっ笑。やっぱAちゃんはそれやな笑」
章ちゃんと2人で講義室を出て、
階段を降りて帰ろうとする。
『わっ』
安「おぉ」
丸「ちょ、おーくらぁ〜〜、待ってぇやあ〜〜」
すごい勢いで歩いていく大倉くんと、
それを追いかける丸山くん。
『丸山くん、どうしたの？』
丸「あ、Aちゃ〜ん。あいつにどうにか言ったって〜。」
安「なんかあったん？」
丸「講義始まるまでは普通やってんけど、終わった途端あれ。なんかした覚えもないしなぁ…」
どうしたんだろう。
なんかあったのかな。
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ゆりかご(プロフ) - paruru1012さん» コメントありがとうございます！そうやって言って貰えて嬉しい限りです( >_< )気持ちに応えられるように頑張って書きたいと思います！ (2021年3月20日 23時) (
レス) id: ffb8278a16 (このIDを非表示/違反報告)
paruru1012(プロフ) - 今1番気に入っていて先が気になる作品です！無理にならないペースで更新頑張ってください！ (2021年3月20日 17時) (レス) id: 61555b5d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年3月10日 2時
