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??「わっ、すみません…」
「わー！ごめんなぁ！平気やった？」
??「平気です！ありがとうございます！」
「ふふっ笑。気ぃ付けや」
これが、全ての始まり。
いや、終わりなんかな、
どっちやろう。
今でもわからへん。
この子、んー、ほな仮に、花ちゃんとしよう^^*
花ちゃんと俺が出会ってなければ、
また、別の道があったのかもしれない。
「大倉ー、一緒やな〜」
大「一緒も何も1クラスだけやねん。てかまる、その荷物なに？」
「さっき貰った〜」
クラス分けの掲示板にたどり着くまでに、
どこの誰かもわからない子から沢山お菓子やらなんやらを貰った。
入学式が終わって、また同じように、
Aの病室へ向かう。
「よっ」
『まるちゃん！どうやった？友達できそう？』
「もう、おかんみたいなこと言わんとって笑」
今思えば、この頃から大倉の来る頻度は低くなっていた。
それはAも薄々感じ始めてたこと。
『桜、散ってるなぁ』
「あとで許可貰えたら外出てみよか」
『ううん、いいの。ここからも十分よく見える』
大倉が誘ったら即行ってるんやろうな。
『A、やっぱり邪魔なんかなあ』
「…え？」
『勉強の邪魔なんかな？人付き合いでも邪魔やんなとか…色々考えてしまう…』
「大丈夫。Aは必要やで」
『まるちゃんは優しいね´`*』
大倉を、連れてこなあかんか。
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年6月19日 20時
