君をこの手で包みたい.3 (ページ4)

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Aside

浅「あの」

『…はい？』

なんだか最近浅山さんによく声をかけられる。

何かの話をする訳でもないし、

無視をする訳でもない。

浅「ごめんなさい、やっぱり大丈夫…」

本当にわからない。

安「なあー」

『んー？』

安「今度の土日さ、遊園地行こうや」

『いいよー。珍しいね』

安「んや、友達にチケットもらってん。」

『そうなんだ！お礼伝えといて～』

そんなこんなで、

浅山さんの事も忘れ去って遊園地へ。

安「これ被ろー！」

『んー！可愛い！』

2人でキャッキャ騒いで、

傍から見れば多分カップル。

安「向こうのファストパス取ったらさ、その間にあれ行こうや」

『いいね～』

食べ歩きとかしちゃって、

見事なまでに雰囲気に飲み込まれてた。

安「楽しかった～」

『ねー！帰るまでにもう1回乗れるかなあ』

安「乗れたらええなあ」

アトラクションに乗って、食べて、

そんな繰り返しをしてるうちにあっという間にお昼。

安「あっち座ろ^^*」

『うん！』

安「ちょっとお手洗い行ってくるなあ」

『わかった～』

食べ物美味しそー。

メニュー選ぶの大変だったよ～…。

早く章ちゃん戻ってこないかなあ。

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