17 ページ17
.
宿泊学習当日。
吉「おはよう」
『吉良くん。おはよう』
吉「私服可愛いね^^*」
言い慣れてそうなセリフを吐く吉良くんの私服の方がかっこいい。
『田中くんは災難だね…』
吉「ね。バス乗る手前で倒れるなんて」
※12話参照
柚「あそこ2人、付き合ってから一段と仲良くなったね」
『柚葉、おはよう』
吉「鷺沼さんおはよう〜」
柚「吉良くんおはよう。」
バスの座席。
真緒くんが駄々をこねて1番後ろの席になった。
真「海月、窓際」
海「あ、うん。ありがとう」
『酔ったら言ってね？』
海「うん！」
そして真緒くんの隣には吉良くん。
その隣に私と柚葉。
『ｳﾄｳﾄ…』
吉「寝る？」
『あ、ううん。平気』
吉「寝るなら肩使っていいからね^^*」
こんなイケメンの肩借りたら多分首落とされる。
柚「A、着いたら起こして。」
『うん。わかった』
柚葉はイヤホンをさしてフードを被って眠りに入った。
吉「真緒と二階堂さんももう寝てる笑」
『ほんとだ笑』
お互いの肩を使って寝てる。
仲良いなぁ。
『吉良くんも寝る？それなら私着いたら起こすよ』
吉「ううん、平気。」
2人で話したり、お互い好きなことをしたり、
自由な時間を過ごしてるうちに私も眠りに入っていた。
柚「おーい。ついた。」
『…ん…』
柚「Aパーカー持ってきてたの？」
『え？あ、誰のだろう…』
柚「まぁいいや。ほかの3人食べ物見に行っちゃったよ。」
SAでトイレ休憩を取ってるらしい。
『んー。私は平気かな。柚葉は？』
柚「私トイレだけ行く。飲み物買ってこようか？」
『あ、じゃあお茶だけお願い』
柚「はいよ。」
そして車内には私と他に何人か生徒が残ってるだけだった。
吉「あ、よかった。起きた？」
『うん！気付いたら寝ちゃってた笑』
吉「急に肩重くなったからびっくりしたよ笑」
『え！うそ！ごめん！』
吉「いや、寝顔可愛かったからいいや^^*」
またまたこのイケメンは。
吉「パーカーも役立ってよかった」
『あ、これやっぱり吉良くんの？』
吉「うん。ちょっと寒そうだったから」
『ありがとう助かった〜〜』
吉「いいえ^^*。あ、真緒たち戻ってきた」
うわぁ、あんないっぱい買ってきてどうするんだろう…。
真「海月が食うって」
『えぇ…』
吉「そう言えば二階堂さん大食いだったね^^*」
柚「そんな次元じゃない気が…」
海「美味しい^^*」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年1月2日 2時
