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安「忘れ物ない？」
『うん。大丈夫』
安「ん。ほな行ってらっしゃい。鍵忘れてない？」
『んーと…あ、笑』
安「もー、そそっかしいわあ笑」
しょうちゃんがリビングに鍵を取りに行ってくれる。
安「いつ帰ってくる？」
『んー。今日の夜中？明日の朝かも』
安「ほな帰る時連絡してや」
『うん。わかった』
安「おいで」
『ふふっ笑』
2人して思いっきり抱きしめる。
『いってきます』
安「いってらっしゃい」
家を出て、最寄りの駅に向かう。
父「おーーい！！！！」
『ちょっと本当に勘弁して…』
駅まで歩こうとして5分、
父の車を発見。
父「来ちゃった♡」
『来ちゃったじゃないよー。恋人みたいなこと言わないで。』
父「やっさんはこんなこと言うのか！！」
『たまに？笑』
結局、車の中でくだらない話をしているうちに
実家についた。
母「おかえりー」
『ただいま。』
父「ママ♡♡」
母「止めたんだけど迎えいくって聞かなくて…」
『いいよ別に笑』
荷物を置けばすぐにリビングでくつろぐ。
父「あのな、パパこの前のテレビ見たぞ！あとあのドラマも全話録画してあるし、しかしあれだなー！あのドラマ大倉くんかっこいいなー！しかしAにキスしたのは許せん！！！！」
『うるさい』
母「ご飯はー？」
『食べるー』
少し凹み気味のパパと、
私と母の3人で食卓を囲む。
母「久しぶりね」
『ねー笑。私がお嫁に行ったら絶対無理だね』
父「嫁？！プロポーズされたのか？！」
『されてないよ笑』
母「例えばの話でしょー？笑」
やっさんやっさんって言う割には
結婚だとかそんなワードに敏感。
父「帰りもパパが送ってく^^*」
『おやすみー』
母「おやすみー。ちゃんと布団かけるのよー」
カチッと電気を消す音がして、
それとほぼ同時に眠りについた。
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年1月21日 21時
