今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:14,814 hit
小｜中｜大
23 ページ23
丸｢…ごめん…こんなことAに言うてもしょうがないやんな…｣
｢…私じゃ…｣
丸｢え？｣
｢私じゃ…代わりになれませんか…？｣
恥ずかしくて顔が見れない。
丸｢……帰ろか、笑｣
｢…はい…｣
流された。
｢…ここで大丈夫です…｣
丸｢え？まだ駅にも着いてない…｣
｢…用事あるので…もう大丈夫です…｣
丸｢…そっか。ほなな｣
そう言ってすんなり帰ってしまった丸山さん。
PRRRRRRRRR…
安《もしもし》
｢…章ちゃん(泣)｣
安《…なに？》
｢怒ってるよね…(泣)｣
安《俺が怒ってることよりも大事そうなことがありそうやから、とりあえず迎え行く。どこおる？》
｢章ちゃん家の近く…(泣)｣
安《行くから。電話繋いどってな》
そうするとすぐにドアを開ける音がした。
安《着いたでー？どこー？》
｢公園の…中…(泣)｣
安《｢あー、おったわ。｣》
その声と同時に電話が切れた。
安｢何をそんなに泣いてんねん｣
｢…章ちゃん(泣)｣
安｢ん？｣
｢今日はごめんなさい…(泣)｣
安｢…嫌や｣
そんなのわかってた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆりかご | 作成日時：2020年10月6日 22時
