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｢おはようございます…｣
丸｢…｣
錦｢おはよ…笑｣
あれから私と丸山さんの雰囲気は最悪。
周りも手の付けようがないみたい。
麗｢なにあれ喧嘩？｣
錦｢なんか面談でな…｣
正直しんどい。
幸いあれから約1週間、シフトが被ることはなかったけどいざ被るとやっぱり気まずい。
｢…亮さん…｣
錦｢ん？｣
私が退勤するタイミングでちょうど休憩だった亮さんに話しかける。
｢…ってことがあって…｣
錦｢Aちゃんはどう思ってるん？｣
｢私は…しんどいです…｣
錦｢そうか…｣
｢今すぐ辞めたいです…消えたいです…｣
錦｢そんなこと言うたらあかんで｣
亮さんが優しく話を聞いてくれる。
｢来週からチーム別キャンペーンやるじゃないですか…それだって面談のグループごとやし…私そしたら丸山さんチームやし…｣
錦｢丸はそこまでメリハリないやつでは無いと思うねんけどな〜｣
｢でも…｣
錦｢メリハリがつかなくなるほど…ってことなんちゃう？｣
なにそれ。
わからない。
店｢あれ？どうしたの？｣
錦｢店長｣
一瞬抜けてた店長がちょうど戻ってきた。
錦｢それがな…｢辞めさせてください…｣
｢｢え…？｣｣
｢…ものすごいワガママなのはわかってます…でも…今日のシフトを最後に辞めさせてください…｣
これでもかってくらい頭を下げる。
店｢…わかった｣
錦｢店長…｣
店｢Aいい子だもん。理由もなしにこんなこと言う子じゃない。最近調子悪かったみたいだし。｣
｢…ごめんなさい…｣
店｢全然見捨てたとかじゃないから！戻ってきたくなったら戻ってきなね！｣
｢…ありがとうございます…(泣)｣
錦｢わー！平気かー？｣
結局亮さんが休憩終わるギリギリまで私のそばで背中を摩ってくれた。
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2020年10月6日 22時
