5 ページ5
「おはようございま〜す」
店「おはよー。お見舞い行けた?」
「あ、そうですよ店長!違うとこ教えましたよねー?」
店「それのことなんだけどさ…横「おはようございます」
横山さんと久しぶりのバイト。
店「あ、ゆうちんおはよう!」
横「なにをぎゃーぎゃー騒いでるんすか」
「聞いてくださいよ!店長が〜…店「あーーー!」
店長が大声で遮った。
横「うっさいわ〜。」
「ほんとですよ〜」
店「あ、ごめんなさい…」
バイト着に着替えて定位置に着く。
「横山さんって一人暮らしなんですよね?」
横「一人暮らし、やな」
「…好きな人と、どうですか?」
横「ここんとこ話してへん」
即答ですか。
横「でも…その子好きな人おるねんて」
「…ふーん…」
横「興味なしか!」
「…私の好きな人も好きな人いるんです…」
横「一緒やなあ」
好きな人いるって言ってるのに
ちょっとくらい嫉妬して欲しかった。
まぁ私のこと好きじゃないししょうがないんだけどさ。
この前の店長と言い、今日の横山さんと言い、なんなの。
横「へ?おい、おいって、なんで泣くねん」
「うぅ〜…(泣)」
横「ちょ、店長!」
店「なにー?っては?!ゆうちんなにしてんの!」
横「俺ちゃうわ!」
店「裏行っていいよ?落ち着くまで俺が出るから」
「ごめんなさい…(泣)」
何故か涙が止まらなかった。
.
53人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆりかご | 作成日時:2020年10月1日 10時