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なんだかんだ蟠りがなくなったものの、








シフトをずらしてもらうことは変えなかった。









「おはようございま〜す」

店「おはよー」









出勤しても横山さんがいない違和感。









店「仲直りしたのに本当にずらしたままでいいの?」

「…辛いですもん…好きな子の話されると…」

店「…」

「まだ私が横山さんのこと好きって知らなければまだマシでしたけど…知った上でされるのは嫌です…」

店「ゆうちんはそんな冷徹な人間じゃないと思うんだけどな〜」

「気使われてされない方がもっと嫌です」

店「全部だめじゃん笑」

「だから…だから会わないしかないんです」









店長が黙ってこっちを見てる。









「私間違ってますかね…笑」

店「ううん、素敵だと思うよ。」

「…ありがとうございます…」

店「でもまぁ、2人とも寂しそうな顔してるのは許せないなぁ。」

「横山さんもですか?」

店「なーんか、心ここに在らずって感じ。先週からしばらく休んでるし」

「…え?」









そんなの知らなかった。









店「なんだろねー?深刻そうな声で連絡してきたからとりあえず理由は聞かなかったけど」

「…そうですか…」









店長が深入りできなかったことに私が深入りできるわけが無い。









そう思い業務に戻った。









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作者名:ゆりかご | 作成日時:2020年10月1日 10時

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