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私、A A!
都内の大学に通う19歳!
こ〜んなマンガみたいな自己紹介してるけど人生最大のピンチです!
「い、今なんて…?」
??「せやからー、好きな人おんねんて」
彼は私のバイト先の先輩の横山さん。
「いつできたんですか?!」
横「ここやー!ってできる訳では無いやろ好きな人って笑」
確かにそうだ。
というかなぜこの話になったかと言うと…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈10分前
「横山さんって恋愛経験なさそうですよね〜」
横「なんやねん急に。普通に傷つくやろ。」
「すっごいピュアな人生送ってそう」
横「俺かて恋愛くらいしたことあるわな」
「うっそだ〜。長いことバイト一緒ですけど聞いたことないですよ〜?」
恋バナを色々話していた時。
店「ゆうちんはそーゆーの表に出せないんだよねー♡」
横「出せるっちゅーねん!店長までなにこの責め方」
「えーじゃあ1番最近いつ恋愛しました?」
横「…る…」
「へ?」
横「今、好きな人おる…(照)」
サヨナラ、横山さん。
サヨナラ、青春。
「い、今なんて…?」
そんなこんなで冒頭に戻るわけである。
店「あ、じゃあそろそろAちゃん上がっていいよ」
横「俺は?」
店「だめ。混んだらどうするの」
横「混まへんやろこんな小さいコンビニ」
「おつかれさまで〜す ♪ あと1時間頑張ってくださいね横山さんっ♡」
急いで家に帰りご飯を食べ、お風呂に入ってパソコンを立ち上げる。
【きみくん . ログイン中】
やった、きみくんログインしてる。
【きみくんっ!来たよ〜٩( *˙0˙*)۶】
キミ【おー。】
【聞いてよー、好きな人の恋バナ聞いて死ぬかと思った】
キミ【おん、そっか。】
【冷たー!でもなんだかんだ話したこと覚えててくれてるよね〜。きみくんみたいなお兄ちゃん欲しかったなあ】
ゲーム仲間のきみくんは私の話を聞いてくれてる。
いつでも寄り添ってくれる。
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作者名:ゆりかご | 作成日時:2020年10月1日 10時