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安「おーそうかそうか!よかったわあ!」
「本当にありがとうございました…」
渋「ほんま今日は奢りますんで好きなもん頼んでください…」
大「ほんまー?ほななぁ」
渋「お前ちゃうわ!」
大「なんでーな!再会させたのは俺やで!」
4人で居酒屋に来た。
「あ、大倉くん」
大「おお。」
「…ありがとう」
大「なにがあ?」
「すばると再会できたのも、自分の気持ちに気付けたのも、全部大倉くんのお陰…すばるの歌だって大倉くんに言われなかったら多分彼女に向けてかなとか思って勝手に凹んでたと思う」
大「今日はよお喋るなあ笑」
「ありがとう」
大「ええねん。ちゃんと幸せにしてもらいや?」
「うん。幸せにしてくれなきゃ私からフッてやるからって伝えてある」
大「よろしい!ほな俺戻るな」
私は何かとトイレで出くわしやすいのかもしれない。
「ただいま〜」
渋「大倉と何話したんや!早速浮気か?!」
「何言ってんの?!」
安「大倉話盛ったらあかんで〜笑」
大「大倉くんがいてくれへんかったら私あかんかったわあって言われた〜って話したらこれやねん」
「いや盛りすぎだから。」
そんな茶番を数回して解散。
「外で手繋げないのって新鮮だね」
渋「…ごめんな」
「ううん、わかってて付き合ったもん」
渋「いつかはちゃんと公表しような」
「いつかなあ、結婚の時とか〜?」
しれっと言ったけど恥ずかしい。
渋「俺が書いた曲見てみんな気付けばいいのにな笑」
「ね〜笑」
すばるはよりを戻してからも私に向けて曲を作ってくれてる。
「でも今になって過去のセクション歌う〜?」
渋「『次の春です。』?ええ曲やんけ」
「うわ、自分で言った」
渋「『ツブサニコイ』もたまらんなぁ」
「自分で言い過ぎ。」
渋「Aも褒めてええんやで。」
「私は『WASABI』の安田さんソロが好き」
渋「また安のこと褒めよる…」
「わー怒った!」
渋「今夜は許さへんぞ」
すばるのマンションに入ってやっと手を繋ぐ。
渋「A…」
「ん、すばる…」
大接戦が繰り広げられた。
渋「なあA〜?」
「ん?」
渋「ずっと側におってな…」
「うん…」
渋「ずっと支えててな…」
私たちはこうして新しい1歩を踏み出した。
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ゆりかご(プロフ) - aaaaさん» お返事遅くなってしまってごめんなさい…!ありがとうございます!他の作品にも目を通していただけるとこれからの励みになるのでお願いします、! (2020年9月22日 1時) (レス) id: 38dafde06f (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかご(プロフ) - なぁさん» お返事遅くなってしまってごめんなさい…!ありがとうございます!かめさん更新ですけど暖かい目で待っていただけると有難いです、、! (2020年9月22日 1時) (レス) id: 38dafde06f (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - いつも楽しく読んでます!すばるくんに彼女が出来た、なんて…。恋愛には付き物な展開でハラハラしてます!これからも頑張って下さい! (2020年9月20日 16時) (レス) id: d778143b10 (このIDを非表示/違反報告)
aaaa(プロフ) - え、え、すばるくん彼女出来た、、え、、。すごく楽しみに読ませていただいてます!続編おめでとうございます!これからも応援しています! (2020年9月20日 16時) (レス) id: 37531683ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりかご | 作成日時:2020年9月20日 3時