ずっと支えてて.2

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茉｢大倉くん？｣

｢うん。｣









卒業後、久しぶりに茉鈴と会う。









茉｢あー、結構頻繁だよ｣

｢やっぱり…｣

茉｢毎回違う人だし｣

｢…どうにかできないかなあ｣

茉｢やけくそなんじゃない？｣

｢…私のせい？｣

茉｢きっとそう。｣









だよなぁと思ってしまう自分がいる。









｢…私がすばるに戻らなきゃ良かったのかな…｣

茉｢でもそれで付き合われても大倉くんもっと辛かったと思うよ｣

｢でもね…すばるにフラれたんだよ…｣

茉｢うん…｣

｢LINEで軽く言ったかもだけど…彼女できたんだって、笑｣









もう結構前のことなのに鮮明に思い出せる。









｢でも…別れたって…｣

茉｢え？じゃぁチャンスなんじゃないの？｣

｢もうすばるとは付き合えない…｣

茉｢なんで？｣

｢傷つくのが怖い…｣

茉｢…｣

｢また急に私の事フってどっか行っちゃうんじゃないかって…｣

茉｢うん｣

｢だから…仕事に専念してそんな隙作らないように…｣









作らないように。









｢したいんだけどなぁ…笑｣

茉｢A…｣

｢きっとまだ心のどこかですばるに期待してる自分がいる…｣

茉｢…｣

｢それでもしすばると何かあったらまた大倉くんが助けてくれるって期待してる…｣









結局私は甘いんだ。









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