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片手ながらもとにかく頑張ってラーメン作りの手伝いをしていると、小岩の上に腰掛けた男が一人。
「あ〜、これ飲み物も欲しくなっちゃうねえ、
と呟いていた。
コーラとは、この時代にもあるものなのだろうか？
「あ？コーラ？」
『今あの方が確かに"コーラ"と仰いましたが……。』
「千空、君の仲間か？」
金髪の村娘、コハクが問いかけた。
「違うな。」
つまり、石化から復活してきた無関係な人間、あるいは司の手の者だ。
そこからのコハク、銀狼、金狼の動きは早く、あっという間にその男を包囲してしまった。
銀狼などは、先程までラーメン欲しさに駄々をこねていたというのに。
その司と自称無関係な男は、千空によると「あさぎりゲン」というらしい。
＿＿まあ、彼ももれなく製鉄の手伝いをする事になるのだが。
レベル2に改造された製鉄所では、死人の叫びのような声が入り交じっていた。
勿論私も手伝いに入った。
……ラーメンは食べていないのだけれど。
片腕では両方の送風機は動かせなかったため、片方を私、片方をスイカが動かすという形でひたすら酸素を送り続けた。
私は構わないが、スイカのような子供にもこんな過酷な労働をさせるとは、正直千空のことをどうかと思う。
彼はただひたすらに合理的ではあるのだろう。
左腕を動かしながら、千空とあさぎりゲンの会話を聞いておく。
どうやらあさぎりゲンは大樹と杠のことを知っているようだ。
しかもそれを隠す素振りもない。
何を考えているんだ？
あさぎりゲンの話をまとめると、要は科学王国が思ったよりも発展していたから、司帝国とどちらにつくべきか迷っている、と。
「ハーレムってなに？」
『スイカはまだ知らなくて良いんですよ。』
すかさずスイカを確保し、一緒に少し離れておく。
教育衛生上宜しくない話は、子供がいないとこでやって下さいよ。
続く (更新停止中)
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (6月15日 18時) (
レス) @page9 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
瑞野エイ(プロフ) - 現在は余裕が出てきたため再開しようとした所、前垢にログインできなくなっており、このような形になってしまいました。申し訳ありません。 修正等加えながら書いていきますので、またお付き合い頂ければ幸いです。 (2021年1月31日 21時) (レス) id: 33f47a7180 (このIDを非表示/違反報告)
瑞野エイ(プロフ) - 同名義の作品がありますが、作者は同一人物です。以前に私生活の都合上作品の更新が難しくなり、勝手ながら更新停止させて頂きました。 (2021年1月31日 21時) (レス) id: 33f47a7180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑞野エイ | 作成日時：2021年1月30日 19時
