裏無いツクール【占ツクール オリジナル小説】

５話　〜裏〜 ページ7

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ログインしてからある日、私はログインしたことを夢海に伝えた


「ログインしたんだ！！作品はつくったの？」


「別に」


「ログインしたならつくりなよ〜」


「気が向いたら」


「そういえばさ、知ってる？」


「知らない」


「私昨日、人気作者ランキングで１位初めてとったの！！」


「嘘つくな」


「嘘じゃないよ！！私、海って名前で活動してるの」


「あっ。じゃあ、夢海だ」


「スゴイでしょ！！」


夢海は自慢げに言った


「うん。すごいねー」←棒読み


「どんだけ興味無いの！？」


「私も作品つくってランキング乗ってみたいとか思うけど、夢海には興味ない」


「ヒドッ！！」


「――――でも、親友だから興味はなくても何かあったときは味方にはなってあげる」


「……っ！！ ホント照れ屋だね〜！！ 」


「照れてないしっ……」


「ハイハイ。でも、ありがとっ！！ 」


「夢海こそこんな私と仲良くなってくれてありがとう……」


コミュショーな私に話しかけてくれて、他に性格良い子はもっといるのに


「Aってそういうとこ、可愛いよねー！！ 」


「夢海の方が可愛いしｗｗｗ」


こんな会話をしながら帰宅していた


実は夢海のことは占ツクで、興味ないとか思っていたけど心の中では褒めちぎってた


「早くみたいな〜」


そう言って私はまた、占いツクールを検索した


「ん。夢海はこれかな？ 」


人気作者ランキング１位の『海』をクリックした


本当に１位だったんだｗｗｗ


「凄いな〜」


私は純粋にそう思った


夢海…いや、海さんの作品は殿堂入りがほとんど




ただ……゛一つ ゛を抜けば




私はただ、無性に気になってクリックしてみた


題名は【アンチ者に向けて】


文章にはこう書いてあった



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アンチ者に有名な海です！！


今回は、アンチ者さんに文句をつけるためにこのホムペを作りました☆


見てってね！！


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私に何の文句があるんですか？


私をなぜターゲットにするんですか？


何かしましたか？


私は普段、平然をなふりをしていますが、もう我慢できない。



私をターゲットしたものに告ぐ。


影で言うな。本人の前で言え。

ふざけるな。

コメント欄でいくらでも、文句を言え。

一人ひとり返信してやるから、影で言うな。

　 海


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「な、なにこれ…」

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