エピソード22 ページ24
久しぶりに、先輩達とお話ができて、よかったな。
これからお兄ちゃんとも話せるなんて、ほんと、今日の練習試合に来てよかった。
幸福な気持ちでお兄ちゃんの待っているところへと向かった。
足は自然と駆け足になっていた。
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国見「A、改めまして、久しぶり。」
『お兄ちゃんも、お久しぶりです。』
お互いにぺこりと礼をする。
国見「じゃあ、早速本題にはいるからね。」
『うん、何でも聞いて！』
こういう風に、無駄な世間話とかは一切せずに、スパッと本題を切り出してくれるから、お兄ちゃんは好きだ。
国見「まず、Aはなんで烏野高校に入学したの？母さんから、飛び級の話を聞いたとき、俺はてっきり大学に行くんだと思ってたんだけど。」
…やっぱり、そこをついてくるよね。
あまり、ふれてほしくなかった話題にふれてくるあたり、お兄ちゃんだと思う。
『うーん…。ほら、高校とかでしか得られない経験ってあるじゃん？だから、いきなり大学に行かないで、高校に行ってからの方がいいかな〜、っておもったの。』
国見「そんなの、Aに必要あるの？」
『もちろん！大学で友達とか作るときに必要でしょ！』
胸を張って言い切った私を、疑わしそうにじいいっと見つめてくる。
でも、彼の口からすぐに反論が出てこなかったから、うまくごまかせたのかな！
が、しかし
国見「…でも、ならなんで烏野高校なわけ？経験を積みたいんだったら、もっと、偏差値の高い学校とか、学校行事が充実しているところとかもあるでしょ？なんでAは烏野を選んだの？」
お兄ちゃんの反撃！
Aは50のダメージを受けた！
まあ、本当に突っ込んでほしくなかったよ、お兄ちゃん。
『お、お母さんの実家から、近いからっ？』
うひゃあ！焦りすぎて、語尾が、変なイントネーションになっちゃったよ！
それでもなお、じいいいいっと見つめてくるお兄ちゃん。
最後に、はあっ、とため息をつき、諦めたように言った。
国見「俺には説明できない訳ね。…まあ、いいよ。わかりたくないけど、だいたい見当はつくから。」
えっ？？
国見「どうせ、高校のバレー部入って、マネやるのが目的だったんだろ。」
ぎくぅ！！
お兄様、なぜそこまでわかるのに、私に答えを求めていたのでしょうか…。
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dekoponmikan - がーなさん» こんにちは！作者です。がーなさんの応援がやる気になりました！下にあるとおりの理由で、更新が一時停止してしまっていたのですが、もしよかったら、改訂版も読んでいただけると嬉しいです！ (2022年8月22日 17時) (
レス) id: 75df80a16a (このIDを非表示/違反報告)
dekoponmikan - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/tensaimaneto/ (2022年8月22日 17時) (レス) id: 75df80a16a (このIDを非表示/違反報告)
dekoponmikan - ゆずはさん» こんにちは！作者です。そんなに褒めていただけて、本当に嬉しいです！実は、パスワードを忘れてしまって、新しく作り直しました(^^;)もしよかったら、ご覧下さい！ (2022年8月22日 17時) (レス) id: 75df80a16a (このIDを非表示/違反報告)
がーな - めちゃくちゃ面白いです！！続き気になりすぎます！！頑張ってください！ (2022年2月21日 22時) (レス) @page32 id: ab96b69a73 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - 先程この作品を見つけてから、爆速で読み勧めた者です、はじめまして！()とても素敵な作品ですね！！読んでいて楽しかったし、自分も作品書いているので、勉強になりました！更新頑張ってください！応援してます✨ (2021年12月8日 17時) (レス) @page32 id: d44be65081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2021年9月25日 11時
