笑顔が無いのなら｡【ころん】

◎ 11 ページ13

〜貴方side〜
こ「＿A!!」

はっとして後ろを向くと、そこにはさっきまで凛香ちゃんといたはずの論がいた。

『論っ…何で…』

私には感情が抑えきれず、そのままぐちゃぐちゃの思いを論にぶつけた。

『論は…論はっ!!凛香ちゃんといる方がずっと楽しくて…私の事はっ、いちいち慰めなきゃいけない面倒な奴だって…思ってるんでしょ!?』

こ「…」
気が付いた時には、もう遅かった。

私は、自分の気持ちを全部論にぶつけていた。

『ごめっ＿』
とっさに謝ろうとした。



…が、論に言葉をさえぎられる。

こ「…違う。Aは悪くないよ? 全部話すから。こうなった理由を」

そう言う論は、にこっと私に笑いかけた。





.





.





『…私を傷つけないために?』

論から全てを聞いた私は、まだ少し理解が追い付かなかった。

こ「黒川に、言われたんだ。＿Aを傷つけない代わりに、付き合えって」


酷いよなぁ、と論は軽く笑う。

『＿嫌』
こ「えっ?」

論の話を聞いた私の頭には、

" い や "

の2文字しか浮かばなかった。

『いくら私を守る為だからって、論と距離ができるのは嫌だよ。』

そう言って、私は論に抱きつく。

こ「っ!?」

『…私、論の事好きだからね。大好きだからね!!』



私の告白で、凛香ちゃんと論は別れ、私と論が付き合い出した。

…っていうのは、まだ誰も知らない話。



◇ 笑顔が無いのなら。終わり ◇
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
完結の仕方が雑だって??

…そ、そんな事無いよ()


"笑顔が無いのなら。"を読んで下さった皆様、本当にありがとうございました!!


＿＿＿
こ「番外編書きたいらしいよ」
『あ、あぁー…』
作者「え、ダメなんですか?()」
こ「別に。」

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苺@いちご

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