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ジヨンの家を飛び出してタクシーに乗り込んだ私は、自分の家に着くまで必死に涙を堪えた。
どうしてジヨンは喜んでくれないの？
ジヨンはデビューする時嬉しかったんじゃないの？
好きな人には1番に喜んでもらいたかったのに…
さっきの出来事がまだ受け止めきれないまま自宅に着き、その日ベッドの中で一晩中泣いた。
涙が止まったのは外が明るくなってきた頃。
A「大事なデビュー日なのに一睡もできなかった…」
そう呟いて、携帯を開くとジヨンからメールも着信も無いまま。
その現実に治った涙がまた溢れ出し
A「グズっ…うっ…」
と泣いてしまった。
それからしばらく時間が経ってから私はある人に電話した。
prrrrrrr…
ガチャ
A「もしもし、Aです。申し訳ないんですがランウェイの演出を私1人で変更できますか？」
スタッフ「わかった。あとはこっちで決めるから任せておけ」
A「すみません。宜しくお願いします」
きっと電話に出たスタッフは私とジヨンに何かあったと察したはず。
だけど、変更になった理由を何も聞かなかったはスタッフの優しさだとこの時感じた。
電話を終えた私はマネージャーが迎えに来るまでにシャワー浴びて荷造り等、出発の準備に取り掛かった。
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作者名：AI | 作成日時：2019年1月12日 2時
