Just you and I【3】 (ページ40)

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ジヨン「A…ごめん。報道にあった内容は事実なんだ…。こんな酷い事をして許してもらえるとは思ってないけど、俺の話を聞いて欲しい。」

A「うん…」

ジヨン「りこちゃんと知り合ったのはヤンゲンの紹介で、元々グループで会ってたりしてた。その時は、恋愛感情とか生まれず仲の良い友達だったんだ。だけど、Aとの関係がうまくいかなくなった時に、気晴らしに2人で会うようになって…それで男女の関係を持ってしまった…。本当にごめん…。」

A「……」

俺の話に、俯いたまま何も反応しないA。

その反応でAをどれだけ傷つけて悲しませたか、俺は痛いほど痛感した。

それから、何分経っても反応しないAが心配になって、

ジヨン「A…？」

と、名前を呼んだ。

A「私の方こそごめんなさい…。私達の関係がうまくいってないことは私も気づいてた…。でも、仕事を理由に気づかないふりしてたの…。ジヨンがこの事で悩んでたのも知らなかった。気づいてあげられなくてごめん…」

ジヨン「Aが謝る事じゃない！俺が悪いんだ…。こんな事言える立場じゃないのは分かってるけど、Aの事が本当に大切だし、失いたくないんだ。A、俺はAを愛してる」

そう言った言葉は、俺の本心だった。

メンバーに言われて、失いたくないものが何かを考えた時に、1番に頭に浮かんだのはAで迷いなんてなかった。

頼む…伝わってくれ。

そう頭の中で願っていると

A「ジヨン、私達の関係終わりにしよう…」

ジヨン「え…」

と、Aから衝撃の一言が返ってきた。