Just you and I【3】 (ページ38)

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タプ「ジヨンはどっちにピリオドをつけるつもり？」

と、今まで黙っていたヒョンが口を開けた。

ジヨン「それは……」

A！ともりこ！とも即答出来ない俺。

情けないのは分かってる。

2人への罪悪感なのか？

それとも恋心なのか？

自分でも何に迷ってるのかもう分からなくなっていた。

そんな風に考えながらそのまま黙っていると、

タプ「決められないなら2人ともにケリをつけるべきじゃないか？」

と、問いかけたヒョンの目は鋭い眼差しだった。

タプ「自分か別の女性かで悩まれてるなんて知ったらAもりこさんも可哀想だと俺は思う」

スンリ「ヒョン…」

テソン「…」

ヨンベ「ヒョンの言ってる事に間違いはないな。なぁジヨン、人生で欲しいものは沢山ある。名誉やお金、愛情とか欲しい物が何なのかは人それぞれだ。その中で大事なものは失いたくないものだと俺は思うよ。ジヨンの中で失いたくないものは何？」

ヨンベの一言を聞いて俺は色々考え始めた。

ジヨン「失いたくないもの…」

タプ「まぁゆっくり考えて答えだせよ。」

俺はその一言を聞いて頭の中で考えていた事が一気に消え、ある人しか思い浮かばなかった。

ジヨン「みんなごめん…。俺今すぐ行きたいところある」

そう言い残してある人の所に向かおうと、会議室を出た。