Just you and I【3】 (ページ13)

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楽屋へ着くと

シヌ「Aーーーー！！！お疲れ様！何あの演出聞いてないよ！！」

と真っ先に私に走ってきたシヌ。

その後にハナとユナも同感ですっていう顔で来たけど

そりゃそうだよね。

メンバーには詳しく話してなかったし、私だって知らされてなかったもん。

そう思いながら3人に本当の事を話そうとした時

A「実はねジヨ…「俺がサプライズで登場したんです。」

と、ジヨンが話し始めた。

ジヨン「実は恥ずかしい話なんですが昨日Aを泣かせてしまって…。」

ユナ「あ、朝目が腫れてたのって…」

ジヨン「デビューの日に酷い事をしたお詫びには全然足りないですけど、Aに改めておめでとうって言いたかったのであの演出になりました」

そうジヨンが話し終え、メンバーの反応を待っていると

ハナ「ふふ、あの有名なstyleのAも恋したら普通の22歳の女の子ね～」

シヌ「A可愛い～～！！」

と、メンバーから弄られる私。

何この恥ずかしい状況！！！

会社の人に交際を知られてるとは言え羞恥心を隠せずにいると

ジヨン「Aはだけが普通の女の子って訳じゃないですよ。俺だってプライベートでは20代のただの男です。俺達芸能人はどうしてもイメージやグループのブランドなどが付いてきます。俺は今まで何人かと交際をしてきましたが、その多くがクォン・ジヨンよりもG-DRAGONを求めてきました。仕方ない事だと思っていてもプライベートでは着飾らないでもいい心地よさが欲しかったんです。年末の歌謡祭の打ち上げでstyleの皆さんと初めてお会いした時、実はAとそういう話をした事があって…。だから、こうやって普通のカップルののような喧嘩が出来る事も俺の中では幸せな時間だと思います。まぁいつも俺はAを悲しませるから20代の男の中ではダメダメな男ですけど…」

と、ジヨンが心中を語った。

ジヨンの話を聞いてさっきまでの雰囲気から一気に変わり、メンバーもジヨンの話が心に響いたのだろうどこか納得した様子のまま黙っていた。

するとそんな雰囲気に気を遣ってくれたチェリナさんが

チェリナ「皆さん写真撮りましょう！！！」

と、明るい空気に変えてくれた。