Just you and I (ページ5)

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俺とヨンベはメイク、タッピョンとスンリは衣装、テソンは髪をセットしてもらい準備をしている。

無言の楽屋の空気を変えたのがテソンだった。

テソン「今日僕たちの出番の前ってstyleらしいですよ！」

ジヨン「style？」

テソン「はい」

スンリ「ヒョン知らないんですか？最近女性アーティストNo.1と言われているグループですよ」

俺は女性アーティストNo.1として注目を浴びているグループがある事は聞いていた。

しかしそれがstyleである事は知らなかった。

ジヨン「俺styleっていうグループのステージ見たことないから、今日少し見てみたいな…」

思っていたことがポロッと声に出てしまって、何を言ってるんだろうと思っていると

ヨンベ「俺さぁ、この前styleのライブ見てきた」

スンリ「えっ！！それでどうだったんですか？」

スンリの言った言葉は、ヨンベ以外みんな思っていることだろう。

もちろん俺も、どんなライブだったのか気になった。

ヨンベ「とにかくすごいステージだった。ダンスや歌のステージはもちろん完璧で、演出の仕方は誰にも真似できないと思った。観客が1秒も休むことがないって感じのステージだったよ」

タプ「今回のライブはリーダーのAさん自身でプロデュースしたらしいからな」

ヒョン、話聞いてたの？

と、思いながらヨンベの話を聞いていた。

ヨンベ「確かに、今回のライブでもAさんは凄かったよ。才能とカリスマ性に驚いた。styleの曲はほとんどAさんが作詞作曲らしいからな…。ほんとすごいよ」

ジヨン「そうなんだ…」

俺はヨンベのライブの話を聞いて、もっとステージを見たいと思った。

誰にも真似できないステージは他にも多くのグループがある。

もちろん、俺たちの後輩2○E1のステージも誰にも真似できないと思う。

そんな女性アーティストの中でNo.1なんてどんなグループなんだろう...

頭の中でそんな事を考えていると

テソン「今日は僕たちのステージの前だから、スタンバイ中に少しは見れますね」

と言った。

タプ「そうだな。みんなで見に行くか！」

スンリ「見に行きましょう！楽しみだな～」

ヒョンの一言でみんなで見に行くことになった。

それぞれが準備を終えた頃

ガチャ…

スタッフ「BIG○ANGさん！もうすぐ出番なのでスタンバイお願いします」

と、言われた。

ヨンベ「円陣やろう」

ヨンベがみんなを集めて、いつもの円陣をし、俺たちは移動した。