Just you and I (ページ23)

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23. ページ23

俺はVIPルームを出たAさんとジヨンが気になった。

何でジヨンはAさんを見てVIPルームを出たんだ？

もしかしてジヨンは、Aさんの事が好きなのか？

なぁジヨン、俺はどうしたらいい…？

俺はAさんの事が好きだよ。

もしジヨンが好きなら俺はヒョンとして見守るべきなのか？

そんな事を考えていると、スンリが話しかけてきた。

スンリ「ヒョン…」

タプ「どうした？」

スンリ「ジヨンヒョンはAさんの事が好きなのかな？」

タプ「俺もそう思った。でも、なんで？」

スンリ「実は俺もAさんの事が好きなんです」

タプ「…」

スンリ「ヒョン？」

タプ「ごめん…。俺もなんだ」

スンリ「えっ？」

タプ「俺もAさんが好きだ。でも俺はヒョンとして見守るよ」

スンリ「…そんなのずるいです」

タプ「えっ？」

スンリ「堂々と勝負しましょうよ。俺たちは仲間なんだから」

スンリの言葉に俺は涙が出そうになった。

BIG○ANGのマンネで毎日俺たちに気を遣ってるよな？

お前からしてみれば俺たちと勝負するなんて本当は嫌だろう…

でも、俺の気持ちを考えて「堂々と勝負しよう」と言ってくれた。

お前は最高のマンネだな。

俺決めたよ。

堂々と勝負する。

だからスンリもマンネじゃなくて1人の男として勝負しよう。

俺はこの想いを全部込めて

タプ「ありがとう」

と、言った。