梵天の一人娘〈東京リベンジャーズ〉

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五分くらい経った頃、ドアが乱暴にあけられた。




万次郎「…持ってきたぞ。」





九井「ドアぶっ壊す勢いで入るなよ…」



万次郎「Aの容態は？」



九井「寝てる。だけど熱が下がらねぇ…」




万次郎「わかった。あとは俺がやる。」




九井「うっす。」





俺の出番はここまでか。あとは首領に任せようわ

またなA。

早く元気になってそのクソ可愛い笑顔を見せろよ。






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Manzirou side

Aが風邪をひいたからここからは俺が面倒を見る。




『ぅ………ぃや……』





Aは苦しそうにうなされていて見ていられなかった。






万次郎「俺がいるから。」






『ん…………スゥ…スゥ……』





頭を撫でながらそう言うとAは心地よさそうに眠った。





本当に可愛い。いつも素直でこういう時はいつも以上に甘えん坊で。






コンコン

竜胆「竜胆です」




万次郎「入れ。」





竜胆「お粥作ってきた。」




万次郎「俺が食べさせる。」




竜胆「…さすがに俺がやるよ。」




万次郎「チッ。」





お粥を作ったのは竜胆だし仕方ねぇ。今回だけだ。





竜胆「A、起きて。お粥あるぞ。」





『んむ………りんどーぱぱ？』





『そう。りんどーぱぱ。』

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