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第13話−亮side- ページ14

俺はついに…一人になった




9ヶ月前




友「おい、お前いいのかよ家に帰らなくて」






俺はあのときからのショックでしばらく友達の家に居た





亮「…いいんだよ」




友「はぁ…」






亮「本当ガッカリだったよ、信じてたのにさ」





友「なぁ、本当にお前のお姉さんやったのかよ?」




亮「だって、本人がそういったんだよ」






でも、姉貴そんなことする人じゃないよな…?







あー、なんかよく分からなくなってきた




なぁ、ホントはどっちなんだよ…?






友「一回ちゃんと話し聞いてみたら」






そうしてみようかな…



そう思って荷物をまとめたとき



姉貴からの電話がかかった






なんだろう







亮「はい、もしもし」







医[あ、帝Aさんのご家族の方ですか?実は帝Aさんが





頭を強打し意識不明の重体で搬送されました―――]









亮「は…」






その事実はとても唐突で



俺の心を乱れていったのもここからかもしれない





なんで






どうして



疑問ばかりが頭に浮かびながら俺はタクシーで病院へと向かった









――――――――――――――――――






ガラガラッ




亮「姉貴!」


姉貴は病院のベットに座っていた


しかし、反応がない



亮「おい、姉貴…?」



肩を揺らしてみても何も反応はない




すると医者が俺の元へやってきて



医「…一応手術は成功しました、しかし…」





医者の顔がとても曇っていくのが分かる





医「意識がありません、いわば植物状態です…」





亮「は…」






じゃあ、この姉貴は抜け殻ってこと…?





頭を鈍器で殴られたような気分だった









亮「ハッ!?」









よく見ればたくさんの切り傷や痣が身体中にあるし





俺が友達の家に行ってからは姉貴たぶん飯食べてない…


恐ろしいくらいに腕とか細いしもう顔にも骨格が浮き出ている








寝不足なのか目の下にはとても濃い隈ができている



まさしく見るに絶えない姿だった






こうなったのも俺のせいだ






姉貴ごめん…





本当にごめん





亮「くッ…うう…(泣)」




俺最低だ




何で姉貴の嘘に気付かなかったんだろう





何年も一緒にいたのに






ごめん、





ごめん






ごめん姉貴

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小森リンゴ - 凄く感動します!更新待ってます!頑張ってください! (2018年3月31日 14時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
喰種姫 - ちょー続き気になります...更新頑張ってください! (2018年3月27日 16時) (レス) id: 4980fdb9f5 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 続きが気になります次の投稿待ってます頑張ってください応援しています (2018年3月27日 15時) (レス) id: 7f525f8379 (このIDを非表示/違反報告)
reo sano - ウ"ァンパイヤでした。 (2018年3月4日 13時) (レス) id: c9f3e49afd (このIDを非表示/違反報告)
reo sano - yukiさん、GENEのバンパイアの作品にもコメントしてましたね!GENE好きですか?(*^^*) (2018年3月3日 16時) (レス) id: c9f3e49afd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RAMNE x他1人 | 作成日時:2017年7月29日 14時

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