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第11話 ページ12

それから、亮の回復は案外早く





そんな日数もかからずに退院できた







貴「あの、ちょっとお話いいですか…









華皇さん」






桃「いいわよぉ」




そう言って私たちは会議室に入った







貴「なぜ、亮を突き飛ばしたりなんかしたんですか」






桃「何の事ぉ?」







貴「とぼけないでください」





桃「は、あんたが私にそんな口きいていいのかしら?」




そういって口角を上げる華皇さん




桃「チェックメイト、常に王手に居るのは私でしょ?」





桃「知られたちゃったんだもん、それなりの被害にはあって貰わなきゃ」





貴「お願い、弟には金輪際かかわらないで」




桃「あんたが私に命令するの?」





そういって華皇さんは私を蹴り倒した




桃「あんたにそんなこと言う価値なんてないんだよッ」



バキッ


貴「がッ…」





さっさとやめろよ






そう言い残して華皇さんは去っていった







貴「もう、潮時かな」





私がふらつく足で向かったのは





貴「失礼します」









H「おう、どうした?」




嘘くさい笑顔で迎えてくれたHIROさん




貴「これ、聞いてください」




私はあの時こっそりポケットに忍ばせていたボイスレコーダーを出した




そして先ほどの音声を流した






聞き終えたHIROさんは





H「へ、へぇそんなことがあったのか…知らなかった…」







と、




バレバレの嘘をつく




貴「私、ここ辞めます」





するとHIROさんは驚いた表情で





H「バカなこと言うなっ、お前はこれから世界でも活躍できるかもしれない





うちの大事な株が落ちてしまうッ…」






貴「このままじゃ、EXILEやGENE、RAMPAGEはいいパフォーマンスができません」








その後もHIROさんは何度も止めたが



結局は折れてしまった





H「分かった、じゃあ…









このいじめは公にしないことを約束してくれ」







え…





そしてHIROさんは立ち上がり






私を思い切り殴った



やっぱりHIROさんの力はとても強く





あっけなく飛んだ私の体は勢い良く床に落ちた





しばらく床に這いつくばっていると



前髪をつかまれ、顔を無理やりあげられる




そこには鬼のような顔をしたHIROさん





H「ここまで世話してやったんだお礼くらいしろよッ…」



そういって、私は仕事を夢をやめる代わりに

このいじめを公にしないことを約束した









ココロが壊れた音がした

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小森リンゴ - 凄く感動します!更新待ってます!頑張ってください! (2018年3月31日 14時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
喰種姫 - ちょー続き気になります...更新頑張ってください! (2018年3月27日 16時) (レス) id: 4980fdb9f5 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 続きが気になります次の投稿待ってます頑張ってください応援しています (2018年3月27日 15時) (レス) id: 7f525f8379 (このIDを非表示/違反報告)
reo sano - ウ"ァンパイヤでした。 (2018年3月4日 13時) (レス) id: c9f3e49afd (このIDを非表示/違反報告)
reo sano - yukiさん、GENEのバンパイアの作品にもコメントしてましたね!GENE好きですか?(*^^*) (2018年3月3日 16時) (レス) id: c9f3e49afd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RAMNE x他1人 | 作成日時:2017年7月29日 14時

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