罪人＿ﾂﾐﾋﾞﾄ＿

第47話ー玲於sideー ページ47

亮「では、そろそろ…」



亮はさっきの涙なんてまるでなかったようにスタスタと歩き始めた



片「待って！Aは…⁉」



亮「だから言ったじゃないですか





会わせてあげると」(ﾆｺｯ)



片・玲(ｿﾞｸｯ⁉)





亮はこれまでにない程黒かった



俺らは、もう手遅れだ




俺の本能がそう告げた


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司「皆様パーティは楽しんでいただけているでしょうか？ではここで本日主催者によるスピーチを





拍手でお願いします！」




ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…




俺はさっきの亮の言葉が頭から離れなかった






早く会いたい



会って謝りたい




全部全部





亮「皆さん、本日は私達のためにこんな多くの方が集まってくださったこと本当に嬉しく思います
思えば、ここまで来るまでにたくさんの人に支えていただいただから、私がここに立てるのも皆様のおかげです…









さて、ではこれをご覧ください」





そう言ってスクリーンを見るとそこには





貴「お話って何ですか…？」




桃「あのさぁ、あんたさｧ、正直言ってウザイ皆に好かれてちやほやされるのは私だけで十分なのぉだからさ…








会社辞めてくれない？」







貴「そんなッ、私この会社が大好きなんです！だから出来ません」




桃「はぁ？もしかして私に楯突いたの？もぉ、いいわ







じゃぁ力づくで奪うね」






片「これって…」




間違いない、あの時のビデオだ




華皇を見るとどうして、って驚いている



会場全体が動揺の声に包まれる




H「Reformer！どういうことだ！」


HIROさんがあらぶった声で怒鳴る




すると亮はｸｽﾘ…と嘲笑し



嵌めていたバレッタを外し


頭のかつらを外した



全「!!!?」




H「お前は…」




現われた懐かしい黒のロングストレートヘア





貴「私を追い出して、ここまでやっておいてよくそんなことが言えますね？」




まさ、か…



貴「お久しぶりですね？LDHの皆さん？」









この声、間違いない…








玲「A…」

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