【H×H】美少女はクロロの弟子！せかんど！

８０ 「教育って、教育って、師匠ってお父さんなのかな？」クロロ「年齢差を考えろ。お父さんは無い。せめてお兄ちゃ……」「クロロお兄ちゃん！！」クロロ「……」 ページ44

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ヒソカに引き寄せられたゴンは、クリティカルヒットとダウンを宣言され、ポイントは6対2。

ヒソカ「スタンダァ〜〜ップ♥ゴン♥」

にしても、審判の採点基準が低い……。ヒソカ寄りといいますか。

クロロ「テクニカルジャッジだ」

「てく……？」

クロロ「あの2人のように、選手の間に強大な戦力差がある場合、どちらかが死ぬ可能性もある。デスマッチでもない限り、審判は安全を考慮して試合を早く終わらせようとする」

あー、なるほど。さすが師匠。

リングではヒソカがゴンに、ガムをいつ付けたかクイズ出してるけど。

「答えは４。『オーラ別性格分析の時に飛ばして付けた』」

だよね？……あ、やっぱり。

ゴン「きたなっ……！！」

でもね、ゴン。ヒソカの言う通り、隠を使うのは飛ばして付ける時だけなのよ……。だから結局はヒソカの攻撃全部避けなきゃなんだよ。

「タチ悪ぅ……」

クロロ「お前、よく最終試験でヒソカに勝ったな」

「ほめて」

クロロ「手加減されていたのか？」

「……」

泣くよ？

ヒソカ「さぁおしゃべりはここまで♦そろそろ戦闘準備……」

と、いきなりゴンがダッシュをかけた。ヒソカは少し目を見開いている。

「逃げられないなら、向かうまでってことだね」

さすがゴン。……って、

「何故に再び目隠し」

クロロ「教育に悪い」

「何が起こってるの！？」

クロロ「……ヒソカが興奮している」

「うん！？」

攻防は見えなかったけど、ポイントは9対4となった。もうゴンは崖っぷち。審判のテクニカルジャッジに対する不満が会場中に溢れている。

ヒソカ「油断大敵だよ、ゴン♥右の方を見てごらん♦」

瞬間、ゴンの頰に瓦礫がぶちあたった。

ヒソカ「ああ、ゴメン♥ボクから見て右の方だった♥」

え、嘘ぉ。

審判「ダウン！&クリーンヒット！！プラス2ポインッ！11対4！！勝者ーーヒソカ！！」

お、終わってしまった……。




*

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