【H×H】美少女はクロロの弟子！せかんど！

６５ 「……ふはぁ、面白いなぁ」 ページ29

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平静を失ったカストロはダブルとなって襲いかかるも、ダブルを見破られる。
そう、ダブルは通常の自分をイメージするもの。だから戦いの最中にできた汚れは再現できない。

ヒソカ「そんなことも知らなかったのか……♠」

カストロを襲う殺気。んん、ヒソカぁ……惚れるよその顔♪

更に平静を失うカストロは、実体でヒソカに襲いかかるが、下顎にヒソカの切れたはずの左腕がヒット。

カストロ「あ、あ」

ヒソカ「ムリムリ、完璧に下顎にヒットさせたから。しばらく自分の意思では動けない。だから次の攻撃を避けることもムリ」

カストロに向けて飛ぶトランプ。しかしそれを分身で防ぐことはできない。

次々にトランプはカストロを襲い、彼をふらふらと躍らせる。

ヒソカ「『人間』のように複雑なものを念で再現し、しかも『自由に動かし』たりするのはすごく大変だ。どのくらい大変かというと、その能力を覚えてしまうと逆に、他の能力を使えなくなってしまうほど……」

ぐらり、とカストロが揺れる。

ヒソカ「ボクはそれを『容量(メモリ)が足りなくなる』と表現している」

ヒソカは後ろを振り返り、ニヤッと笑う。

ヒソカ「キミの敗因は、容量(メモリ)のムダ使い♥」

ヒソカVSカストロ。勝者、ヒソカ。









【おまけ】

クロロ「金」

「くっそー、負けたー」

ヒソカ「何してるの？」

「ヒソカが相手を殺すか殺さないかで師匠と賭けしてた。私は殺さないのに100万賭けてたのにさー、師匠は殺すのに400万賭けてたんだよ？負けちゃったから払わなきゃ。もーーー」

ヒソカ「……♠」




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