42 「迷子なって、走り回って、曲がり角でぶつかるなんて、まさか青春!?」クロロ「違う」「はい」 ページ3
*
はろはろ☆いつも元気なセレネだぜ☆
突然だけど、今私は命の危機に晒されているよ!
命の危機……ってか、あれですね。見付かったら死ぬ、的な。うん、サバイバルだな!
一体何をやってるか?
シルバ「……見付けた」
「うわああっ!?」
木の影にいた私はシルバさんに見付かり、即座に走り出す。それを追ってシルバさんは攻撃を繰り出し−−
ゾルディックの皆さん曰く、
『隠れ鬼』(命懸け)
こんなん隠れ鬼じゃねえ!!見付かったら即座に戦闘開始とか、なんだよそれ!あのときゼノさんに曲がり角でぶつからなければ……!
「って、うっわ!」
いきなり目の前に回り込まれ、私はたたらを踏んで立ち止まった。すぐさま拳がビュオッと空を切る。
かがんでそれを避け、そのまま足を返して脛に蹴りを入れる。が、びくともせず。
間髪入れずに降ってくる手刀を転がって避け、体勢を立て直す。
すると、だ。
ゼノ「む、いたか」
「まさかの鬼2人目登場!?」
ていうか鬼2人、逃亡者1人(私)なんだけどね!最早隠れ鬼じゃないわ!!
くっそぅ……!と思いつつも、2人と距離を置いて対峙。
さーてさてさて、まずは……っと。
ゆっくりと歩き、攻撃の間合いに入った瞬間、またシルバさんの拳が飛ぶ。それをすり上げ、脇に拳を叩き込もうとするが、避けられて失敗。
次にゼノさんから連打の攻撃。手刀を避けるけど、三発くらいかすり、頬や脇腹から血が流れた。
ゼノ「たいしたもんじゃな」
「それは光栄……っつ!!」
後ろからの蹴り。流で背中のオーラ量を多くしたから、ギリギリってとこかな。痛いけど。
でも、そのままぶっ飛ばされて、木に激突。頭のオーラ量を減らしていたせいで、ダメージが大きかった。
やばい、動けん。
とか思ってる間に、ゼノさんが近付いてきて、
ゼノ「終了」
と、タッチ。
「うわあぁぁ……捕まったぁぁ」
2、3秒あればなー、と悔しさでバタバタ。
ゼノさんは何故か笑い、私の頭を撫でた。
ゼノ「よくわしら2人からあれだけ逃げたもんじゃ」
「……そうですか?」
ゼノ「うむ。気に入った」
気に入った?
気に入られた!!なんか嬉しいな!
「お嫁さんはお断りしたいけど」
シルバ「それは当事者で何とかしてくれ」
「おぅ……」
出来るだけ頑張るよ。
*
43 「何これ……っ!?」イルミ「……ミル?何してるの?」ミルキ「げっ!イル兄!」→←41 クロロ「……」「えっ?えっ!?何でいきなり怒ってるんですか!?師匠!?」クロロ「自覚、持て。お前、女だろ」「うん!?知ってるよ!?」
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勿忘草 - 全部面白いですが、個人的に54話が好きですw壁と恋人w嫌だwwx (2020年6月4日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - ゆーじさん» わぁぁぁぁあ!?もう見てくださったんですか!?なんか、もう、嬉しくて今、ベッドで転げまくりました……← 頑張ります!!本当、応援ありがとうございます!! (2018年7月30日 23時) (レス) id: ae872f1ade (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - 君臨とは違った夢主ちゃん可愛いっス…。クロロ目隠しするのに「ヒソカが…」…言っちゃったら意味なくね!!?ってツッコンで笑ったり、面白くてヤバいです!!3も引き続き更新楽しみにしてますー!! (2018年7月30日 23時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
黎明 - 55を間違って非公開にしてました!すみません! (2018年4月13日 12時) (レス) id: b38fe6bf77 (このIDを非表示/違反報告)
黎明 - さくらんぼさん、ありがとうございます!53は、無い文章力を振り絞って書いたので、そんな風に言ってもらえて嬉しいです。更新頑張ります! (2018年4月8日 22時) (レス) id: b38fe6bf77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2018年3月6日 23時