ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage2

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私「どういうこと？説明して…？」





蓮たちは、ゆっくりと話し始めた。







過去


瀬尾「アンタの目的は何だよ！！答えろよ！」









瑠奈「あたし達をこんな目に合わせて、いったい何がしたいんですか！？」





美咲「こたえてください！！」









柊「俺の目的は…真実を白日の下に晒す事。景山澪奈が殺された真実を…」









殺された……わたしのこと、か……。









甲斐「誰に殺されたっていうんだよ」









柊「それを探すんだよ！景山の事件は誰が死んでもおかしくはなかった。
ターゲットを決める時、 景山が候補にあがった。
そして選ばれたターゲットになったのが景山だったたけで、お前達の誰かが…景山と同じような目に遇うような可能性も充分にあった。





…いや、まだ事件は終わってない。
ここで解決しなければ第2・第3の犠牲者が出る」









花恋「ちょっと待ってよ！澪奈の代わりに私たちが命を落としてたかも知れないって事？！」





真壁「事件は終わってないって…まだ誰か死ぬっていうのか？」





兵頭「けど、それと立てこもりがどう関係あんだよ」





凛「そうだよ！！

そんなの警察に任せればいいじゃん！」









柊「警察では加害者を特定出来ない！だから世間を使って炙り出す必要がある！
立てこもったのはそのためだ…！
大勢の人間に興味を持ってもらう事が目的だった……。」









佑香「警察でも無理ってどういう事？」





柳本「大勢の人間を使ってどうするつもりなんだ？」





沙良「どう正当化しても、これは紛れもない犯罪でしょ！？

何でただの教師がそこまでやんなきゃいけないの！？」









柊「……うん。
……実は皆には黙っていた事がある」









柊「俺はもう、時間が無いんだ。」







それって……。







柊「癌で、もう生きれる日にちがない。」








癌…なんだ。先生。









先生はがんにも関わらず、なんで、私達のために、こんな…こんな…ことが出来るの？




先生、生きてよ……生きなかったら、私、生きてる意味ないじゃん。






言ったよね？俺の授業で教えるからって…私の生きる意味。





先生、早く目を覚まして……。









私ははやく、生きる意味を









知りたい。

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