ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage2 (ページ30)

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唯月「ちょっと、2人にしてくれない？
Aと話したいことがあるから。」

茅野「…え…？」

私「ごめん、私からも、お願い。」

宇佐美「…別にいいけど…なんで？」

唯月「そ…れは……。」

どうしよう。

きっと、脱出するのを考えるって言ったら、みんなも賛成するだろうし、なにか、なにか…

私「…ほら、人質生活になって、少し二人とも精神状態が保てないからさ、最近また食い違ったような気がして、１回整理しておきたいの。」

唯月「……。」

宇佐美「あ、そっか！じゃぁ、ウチらはあっち行ってるね！！ほら、甲斐も。」

甲斐「ん？お、おう……。」

茅野「……。」

宇佐美「ほら、さくらも！」

茅野「へ？！う、うん！！」

みんながあっち行ったところでようやく、

私達は話し始めた。

震えてる唯月に私はこういった

私「大丈夫！先生が倒れてるいま、チャンスだよ！生徒達はみんな今、脱出方法を考えてる。唯月のことなんて一切ふれないは…」

逢沢「みんな、ここから出ようか！さもないと、爆破する。」

なっ、爆破？！？！

もしかして

甲斐「…共犯者は、お前か…！！」

逢沢「ああ、そうだ。先生は自分に万が一の事があったら、僕に託す、そう言ってくれた！」

不破「なんだよ！お前もぶっきーと同じ、景山のことが好きだったのかよ！！」

逢沢「違う！ただ僕は真実が知りたかったそれだけだ！」

そんなの、

私だってそうだよ。ちゃんと、父様達がやった事を暴きたい。そして、澪奈に空に向かって大きな声で謝りたい。こんな私でごめんねって。

わたしのせいで、死なせちゃったんだって。

そして逢沢くんは直ぐに取り押さえられ、解除方法を仕方なく教えていた。