ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage2

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頭…いたい…


ゴクン


薬を飲んだ




しばらくトイレの個室で休んでるとようやく落ち着いた




すると、




唯月「…A？大丈夫？」



私「え？あー…平気！ああいうの、慣れてるし。今回のは、里見くんのこととかでちょっとカッとなっちゃったの。ごめんね、心配かけて」



唯月「ううん、平気。そりゃぁ、あんな言い方されたら、たまったもんじゃないよね。」



　私「まぁね苦笑…それより、唯月、里見くんを陥れた人って誰だと思う？」




唯月「今のところ怪しいのは、甲斐。



アイツ、フェイク動画から、なんか、やけにおとなしいの。




絶対関わってる。









ベルムズのリーダー正臣とね。」





私「…そう…だよね。澪奈のフェイク動画はあれは、ただの一般人じゃ、あんな加工は、できない。でも……………………」




唯月「でも？」




ちょっとまって、パソコン部のあの堀部さんたちは、フェイク動画ってわからなかったのかな





たしか、相当優秀だって聞いた気が……




唯月「A？大丈夫？」




私「あ、ごめん！…きっと…ううん、かなりの確率でベルムズと関わってる。」







でもいったいなんで…








唯月「そういえば、アイツの母親、病気らしいよ。」






私「…え？」




唯月「でも、子供いるから、心配かけないように、アイツが世話してるんだって。
この前話してた。」






私「唯月…多分、それじゃないかな？」





唯月「？どう言うこと？」





私「ほら、思い出して。人質になった１日目のこと。なんで人質になったのかって聞かれて、あてられた唯月が、甲斐がおこした傷害事件のこといったじゃん？あのあと、まぁ、それも関係なくはないって。」



唯月「あ、確かに…！
つまり…」





私「あの、傷害事件は、単なる甲斐くんの怒りをぶちまけたのではなく、何らかの理由で傷害事件になってしまった。おそらく、澪奈がらみだと思う。それで、ベルムズが甲斐くんの家庭を知ってて、ベルムズに脅されてたりしたら…？」




唯月「言いたくても、言えない…」




？「うん！うちのせいとは優秀だねぇ！」



先生…！




唯月「今の…あってるの？」



先生「さぁ？本人の口から聞かないとわかんないでしょ？」



唯月「ぶっきーは、私のこともしってんでしょ？」



　柊「さぁ？でも、一つ。鈴木のことは知らない」



唯月「え、A？」


唯月は目を見開いて私をみる


私は



澪奈を殺した

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