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柊「じゃぁ宇佐美。」









香帆「はぁ?わかるわけないし。」









柊「いや、わかる筈だ。よーく考えて。」









香帆「…A以外、みんなぶっきーにあたるから。」









柊「…まぁ、教師に対するリスペクトはゼロじゃないよな。
でもそんなことでこんなスペクタクルなことはしない。ヒントは、他のクラスにはなかったことだ。
次…諏訪。」



他のクラスになかったこと……




それって…




私は今いるはずのない空席を見つめる。









唯月「…警察ご無沙汰になったやつがいる。」









甲斐「あ?テメェ、喧嘩売ってんのか?」









柊「甲斐が起こした傷害事件のことか。あれも関係なくはない。
みんなも答えはわかってる筈だ。
…でも、答えたくない。」









そう言って今私が見つめていた澪奈の席に手をおく。









シーン…と教室が静まる中、1人だけ口を開いた。









茅野「澪奈…ですか。影山澪奈が自 殺したことですか…?」









柊「ピンポーン。他のクラスと違うこと…1人生徒を失ったことだ。」









甲斐「あいつは自 殺したんだ。
俺たちには関係ねー。」









柊「本当にそうかな?」









唯月「どういうこと?」









柊「俺は影山の自 殺にこのクラスが関与している…かもしれない。」









柊「これから皆にチャンスを与えよう
何故、景山澪奈は死んでしまったのか
その理由を夜8時までに導き出せたら
皆をここから解放してあげよう」









唯月「死んだ理由?」









柊「そう、ただし回答は1度だけ
不正解の場合誰か1人死んでもらう」





え……?死、ぬ……?





先生、嘘、だよね?









真鍋「何言ってんだよ!」









香帆「え!?冗談でしょ!?」









柊「本気だよ
だってお前らそんくらいやんなきゃ
真面目に取り組まねぇだろ?なぁ?」









その言葉に誰もが黙った。






確かにそうだ。柊先生の言ってることは正論だ。でも……。









柊「あ、そうだ
じゃあ、その回答する生徒を決めておこうか」

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設定タグ:柊一楓 , 3年A組 , 甲斐隼人
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七瀬 - わ〜!!!好きです!!!((語彙力 (2023年4月23日 19時) (レス) id: 88894a9c9d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます!柊先生オチが良いです! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - 柊先生でしょ!それしか選択肢はない! (2020年1月22日 23時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
ILOVMTIEDA.S - 石倉が良いな〜 (2019年8月29日 23時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - はい! (2019年8月26日 17時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ta_mu_pu | 作成日時:2019年3月19日 22時

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