ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage1

24 ページ26

柊「さて どうしようか？」









石倉「そんなに殺してぇならよぉ…
そんなに殺してぇなら、茅野を殺れよ！！
なぁ 茅野、お前が死ねよ！！！
なぁ！？お前ら皆そう思ってんだろ！？」





みんなうつむく。








は？なにそれ？







それ、本気で言ってるの？







その言葉で澪奈はきっと傷ついた。







さすがの私でも、キレてしまった。









私「は？なに、それ？」









茅野「す…ずき…さん…？」








唯月「A…？」









私「茅野さんが今なに話してきたか、わかってるの？！
それは石倉くんみたいな言葉でも、唯月みたいな言葉でもない。

自分の過去の過ちだよ？

だいたいみなさん澪奈の実際、薬 物使ったところ見たことあるんですか…！？」




涼音「それは、マイボイの動画で…」





私「マイボイは、マイボイ…！私は
貴方達のついているその目で見たことあるのかって聞いてるんです…！！！」








私の言葉にみなシーンと静まる。






私「見たこともないくせに、澪奈をずっとせめてきたんですよね？！？！考えてください！
違うのに、信じてもらえないって…どれほど辛いことか、貴方達にはわからないでしょうね。
でも、でも…。
それは、心がはち切れるくらい、辛いことなんです！」





涼音「別に信じなかったわけじゃ……」






私「じゃぁ、澪奈のドーピングがクラスのみんなに知られた時、澪奈は、私はやってないって言いました。
その中で否定したものは？」






シーン








私「結局はなんにもわかってない！澪奈のきもちすら、考えたこともない！
お願いだから、考えて…
もし、澪奈の立場だったらって…
どのくらい辛いのか、それだけでもいい。
考えて、相手の心情を理解しながら、行動して！！！！」





涙でもう、多分ぐしゃぐしゃだろう。






お父様、ごめんなさい。





もっと、言葉を丁寧にしなさい。







今の私には、できそうにありません。









お父様。






、


、








いや









N・S？


↑ストーリーを読めばわかります！

25→←23

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す