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3 過去編 ページ3

わたしは鈴木財閥の人間。


わたしが鈴木財閥の人間だってわからない時はまだよかった。


涼音とだって仲がよかった。

涼音「A!一緒に帰ろ?」

私「うん、いいよ。帰ろう。」

あの日までは仲良かった。

あの日までは。

涼音「ねぇねぇ!Aの家に今度遊びに行きたい!」


私「え……いいけど…」
この時、わたしは不安だったんだ。

今まで鈴木財閥って知られてきたから友達がいなくなった。

今は涼音も知らない状況。

もしかしたら涼音も……

そう言う不安は家に着きそうになれば着きそうになるほど、どんどん大きくなっていった。

でも友達からのお願いは断れなかった。



涼音「え…ここ?Aの家…。」


私「う、うん。」

涼音「………。」

私「………。」


涼音「………。」


私「あの…」


涼音「あのさ。」



わたしの声に涼音の声が重なった。


涼音「今までわたしのこと見下してきたんだね。」


私「え?そんなつもりは…」



涼音「うそ!!わたしの蓮だって取ろうとしたんでしょ!!」


私「そんなわけ…」


涼音「知ってるんだから!これ…!」


涼音のスマホから流した動画はこの前の蓮とわたしとの会話の動画だった。


そこからは…


蓮「A。ずっと言えなかったことがあるんだ。」


私「何…?」


蓮「俺、Aのことが…すき。」



そこで動画は終わっていた。

その時彼女であった涼音は耐えきれなかったのだろう。


しかし、それには続きがあった。

私「それは…」

涼音「お金で蓮のこと釣ろうとしてたんでしょう?わたしの恋バナ聞く時だって本当はわたしのこと見下してたんでしょ?!」


私「ちがっ…」


涼音「もういい…!この、お節介!いい子ぶりっ子!!Aなんて大っ嫌い…!」

びくっ


最悪だ。なんで…こんなことになってしまったんだろう。


去ってしまった涼音の背中を見て突然降ってきた雨の中わたしはただただ立ち尽くしていた。


本当はあの続きは…


蓮「俺、Aのことが…すき。」

私「え…?」


蓮「……だったんだ。あー、スッキリした!これでスッキリした気持ちで涼音と付き合いに集中できる!!」


私「ふふっ、なにそれ笑笑
……蓮。」



蓮「ん?」


私「涼音のこといっぱい幸せにしてあげてね!じゃないとわたし許さないから笑笑」


蓮「!おぅ!」


そう、この続きがあったのに。



なんでわたしはあの時、なにも言えなかったんだろう。

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理佐 - 甲斐くん落ちがいいです!! (5月10日 6時) (レス) id: 7801f240ae (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - おおさん、具体的にどこか、教えてもらっていいですか?申し訳ありませんでした。 (4月14日 20時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
★YUI★ - オチは甲斐君が良いです! (4月6日 23時) (レス) id: c384c52401 (このIDを非表示/違反報告)
おお - 景山が影山になってるので直してください (4月3日 6時) (レス) id: 37fb6ef96e (このIDを非表示/違反報告)
k - オチは須永くんがいいです! (4月2日 18時) (レス) id: 2c101ea95c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ta_mu_pu | 作成日時:2019年3月19日 22時

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