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甲斐「でもアイツ、ドーピングしてたんだろ?
ネットで話題になってた。」









中尾「あった」






涼音「うん。マイボイでも景山ドーピングって
トレンド1位になってたし…」









唯月「あの子、ホントにやってたの?」







小宮山「やってたから自 殺したんでしょ?」







甲斐「とにかく水泳がらみが自 殺の原因って事で、間違いなさそうだな…水泳部の責任って訳だ」







花恋「ちょっと待ってよ!私達別に何もやってないし、茅野さん、余計なこと言わないでよ」








真壁「花恋 座れ」









さくら「ちょっとごめん…トイレ…」





そう言って席を外した茅野さん。









甲斐「A、ちょっといいか?」





え…?




甲斐君?






唯月「…?」








甲斐君に手を引かれて、そのまま廊下へと出た。






私「どうしたの?」







甲斐「いや…その…」







私「??」






甲斐「なんつーか…。Aさ…」









私「うん。」









甲斐「アイツの言ってること、気にすんなよ。」









アイツ…って……。









私「あー…涼音のこと?
別に、気にしてないよ?」









甲斐「あ?あー…なら、いい。」









そう言って頭をかいて教室に戻ろうとする甲斐君を止めた。









私「で、でも!」









甲斐「…?」









私「ありがとう。心配してくれて。」









ふわり、と微笑むと、甲斐君は少し目を見開いたけど、またすぐに真顔に戻って、笑顔になった。









甲斐「…おぅ。…あのさ、1つ聞きてーことがあるんだけど…」









私「聞きたいこと?」









甲斐「昔さ、アイツと仲良かったよな…?
なんか…あった?」








それ…は…









思わず、甲斐君から目をそらして、目を泳がしてしまう。









そんな私をみて甲斐君はふわりと微笑んで、私の頭を優しく撫でた。









甲斐「…やっぱいーや。言える時に言ってな。」









私「あ…ありがとう。ごめんね。」









甲斐「なんで、Aがあやまるんだよ」






私「あれ?…なんとなく?」








甲斐「なんだそれ笑笑」







そう言いながら、一緒に教室へと戻っていった。








里見「……。」

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七瀬 - わ〜!!!好きです!!!((語彙力 (2023年4月23日 19時) (レス) id: 88894a9c9d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます!柊先生オチが良いです! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - 柊先生でしょ!それしか選択肢はない! (2020年1月22日 23時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
ILOVMTIEDA.S - 石倉が良いな〜 (2019年8月29日 23時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - はい! (2019年8月26日 17時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ta_mu_pu | 作成日時:2019年3月19日 22時

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