ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage1 (ページ13)

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石倉「おめぇらよくこの状況で飯が食えんな」

先生が教室をさった後、

弁当を競うように食べる

魚住「……」

河合「私達殺されちゃうのかな？」

石倉「んな訳ねぇだろ！
ただの脅しだよ！脅し！！」

香帆「何でそんな事言い切れんの？」

石倉「普通あり得ねぇだろ
教師が生徒殺すとか！」

香帆「この状況がすでにありえないから」

確かに…その言葉でみんな押し黙る

海斗「なぁ、皆
今のうちに逃げねぇ？」

唯月「瓦礫で外に出られないんだよ？」

里見「窓から逃げんだよ
ほら防災訓練とかで使うやつあったろ？
どこだっけ？」

兵頭「あ！あれだろ？！
ちょっとどいてどいて！」

兵頭君は折りたたみ式のはしごをだした

兵頭「これだろ！」

里見「それそれ！」

瀬尾「ブッキー来ないか見張ってろ！」

逢沢「わかった！」

窓を開けようととするが開かないまま

ガチャガチャ…

里見「開かねぇぞ！」

逢沢「開かない！」

里見「どうなってんだよ！」

逢沢「ドアと同じように
特殊な鍵がかかってるのかも」

真壁「あ、だったら外にいる先生に助け求めてみるとか！」

香帆「それだ！」

香帆「何で誰も気づいてくれないの！？」

柊『助けを呼ぼうとしても無駄だよ』

みんな「……」

先生？

柊『その窓ガラスは外からだと
中の様子が見えないようになってる』

唯月「何でウチらの事が…」

茅野「あ、あれ……」

茅野さんが指をさした監視カメラをみんなじっと見る、

柊『皆の事がよーく見えるよ』

唯月「ﾁｯ」

柊『はい諏訪
今の舌打ちは何に向けてかな？』

柊『あ、ちなみにこのカメラは高いから
壊したらペナルティーだぞ』