222 「にゃんにゃんにゃんだ」クロロ「猫」「ちょっとタイトルコーナーに連れてこないで!ちょ、まっ、何で近づけて……きゃーーー!?」 ページ17
*
【no side】
「……と、いうわけです」
かくかくしかじか、ここまでの道のりを話し終えてふぅと息をつく。一応、ヒソカには離れてもらっている。
「じゃあ、スカーレットにこれから連絡を入れたらいいんだね?」
「はい。よろしくお願いします」
それから、カルトを旅団に入れることにしたことも説明すると、既にマチとノブナガが合流しているらしい。除念師探しとして既に動き始めているようだ。
全て話し終えてから、セレネは頭を下げる。
「すみません。色々勝手に動いて」
「全然いいよ、結構助かってるし。……まぁ、ちょっと期待は外れたかな」
「……期待?」
きょとんと首を傾げると、シャルナークは笑ったまま答えない。ますますセレネは首を傾げたが、周りの団員も呆れたような顔で首を振っていた。
「それじゃ、私たちも何かあれば『交信/コンタクト』で知らせます」
?となりつつもセレネがそう伝えると、シャルナークは頷いた。
「うん。じゃあね」
「シャル、お前の期待って」
「セレネを旅団の4番に入れることだろ?」
フランクリンの言葉に頷く。微笑んだままセレネの駆けて行った先を見たシャルナークは、やれやれと両手を挙げた。
「少しだけ期待はしてたけどね。……それにしても、やっぱり謎だな」
「謎?」
「セレネがクロロの弟子になったのは5年ぐらい前。何度か団員の不足があった期間だ。スカーレットの活動実歴から見ても相当の力はあったはず。それなのにクロロはセレネを旅団に入れようとしなかった」
そこが気になるんだよね、とシャルナークは笑った。
そもそも昔、クロロがセレネを拾ってきた時から、違和感はあったのだ。
ーーこれは、オレのものだ
血だらけの少女の頰を撫でるクロロの姿が脳裏に浮かぶ。
(あんな愛おしそうな目してさ……)
「シャル?」
「……さて、オレたちも動こうか。これでセレネとは連絡取り合えるわけだし」
シャルナークが歩き出すのを見て、シズクとフィンクスが顔を見合わせた。
*
223 非日常 ー邂逅ー→←221 「わーい!シャルナークさーーん!!」シャル「おー、久しぶり」「やっと普通の人間に会った気がする!」シャル「?」
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勿忘草 - 216話の少女(57歳)に吹きましたwロリババa((殴 (2020年6月5日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 212話最高ですね夢主...強い(確信) (2020年6月5日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 白瀬さん» 早口言葉ですね!!さぁご一緒に!!「ボポボボポボボポばがぶっ」(舌を噛む) (2019年8月29日 17時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬 - ボポボって言いづらいよね‥(遠い目 (2019年8月19日 21時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 林 香織さん» 香織さん、ありがとうございます!クロロイケメンになってますか!?良かったです!!更新ペースが遅くて申し訳ないです…楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります! (2019年7月12日 23時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2019年4月7日 0時