220 「後から288期ハンター試験のこと聞いたんだけど、とりあえず大爆笑したよ。キルア最高」 ページ15
*
「おかえりキルア！！」
スタート地点で待っていたゴンとビスケに迎えられ、キルアは笑ってハンターライセンスを見せる。
「もちろんソッコー合格！むしろ帰ってくるのに時間かかってしんどかった」
拳を合わせてイエー！と喜ぶ2人に、ビスケが声をかける。
「さて、喜んでるトコ悪いけどさ。呪文カード見てちょうだいな」
「ん、どれどれ」
この中で1番ゲームに詳しいのはキルアであり、他2人はほぼ何もわからない状態。キルアがいない間に呪文カードを買ったはいいものの、どうしようもできずにキルアの帰りを待っていたのだ。
「おお〜スッゲーいっぱいじゃん」
一番困っていたのは入手難度の高いSランクカードの扱いだ。
「どうしたらいいと思う？これ」
「とりあえず持ってて大丈夫じゃないかな。ーーで、どれか使ってみたか？」
「『暗幕/ブラックアウトカーテン』だけ使ったけど」
「何だよ、せっかくカードあんだからガンガン使おうぜ。こーゆーのも慣れておかないと」
とりあえず、と言ってキルアが取り出したのは『交信/コンタクト』。
「今まで何人くらい遭ったかチェックしてみようぜ」
ゴンが呪文を唱えると、バインダーに今まで出会ったプレイヤーの名前が現れる。
「どれどれ見せてみ。1、2、3……おー、結構いるなァ。……！！」
名前を見ていくキルアの表情が強張る。
「おい、ゴン……一体いつこいつに遭ったんだ？」
「え？」
キルアが指差した名前ーーそれは、
「クロロ！！？？」
「？誰？クロロって」
クロロ＝ルシルフル
彼らの因縁の相手である幻影旅団の団長。
「遭ってないよ！ゲームの中でクロロとなんか」
「ん？ん？何の話？」
「じゃお互い知らずにニアミスしたか、あっちだけが先に気付いたか……」
「でもおかしいよ。あいつはクラピカに念を封じられたはずだよ？」
「だからクラピカって誰よ！？」
「だよな……念を使わなきゃゲーム内に入れないんだから。じゃ、あと考えられるのは……」
「がーーっちょっと！！あたしも混ぜなさいーー！！」
バキャーーーン、とビスケは2人を殴り飛ばした。
「あるわよ。敵の念能力をはずす方法」
森を走りながら、ビスケはさらっと告げた。
「除念っていわれる能力よ」
「じゃあ、クロロがクラピカの念を外して……」
「わかんねーけど、クラピカには連絡した方がいいよな」
「くっくっく、あはははは」
3人とはまた別の森の中で、シャルナークは1人大爆笑していた。
*
221 「わーい！シャルナークさーーん！！」シャル「おー、久しぶり」「やっと普通の人間に会った気がする！」シャル「？」→←219 「ハンター試験懐かしいな。男装してたんだっけ……もう一回受けてみたいなぁ」
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勿忘草 - 216話の少女(57歳)に吹きましたwロリババa((殴 (2020年6月5日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - ２１２話最高ですね夢主...強い(確信) (2020年6月5日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 白瀬さん» 早口言葉ですね！！さぁご一緒に！！「ボポボボポボボポばがぶっ」(舌を噛む) (2019年8月29日 17時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬 - ボポボって言いづらいよね‥（遠い目 (2019年8月19日 21時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 林 香織さん» 香織さん、ありがとうございます！クロロイケメンになってますか！？良かったです！！更新ペースが遅くて申し訳ないです…楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります！ (2019年7月12日 23時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2019年4月7日 0時
