226 「お久しぶりだね少年たち!そして美少女とゴリ……誰?」キルア「美少女じゃねぇよビスケは57歳……」ビスケ「キルア」「……57?」 ページ21
*
【セレネside】
「よ、お待たせー」
髪を結びながら5人のところへ行くと、あらかた話は終わっているらしい。
「で、どしたの。何か用かい?」
「『クロロ』に、何が目的か聞きに来たんだ」
「それから?」
「それだけだよ」
「ぶっ」
それだけなんだ。流石ゴンだな。ノープランで突き進む。あれ、私もか?
「まさかセレネがここにいるとは思ってなかったけど。……クロロと一緒じゃなかったのかよ」
キルアがじっとこちらを見つめている。ふむ、たしかに普通に考えればそうなるよな。
「私如きに旅団の団長が捕まえられると思ってる?クロロとの戦いを切望してるヒソカでさえ所在が掴めないんだ」
「それでもクロロのこと、お前はよく知ってんだろ」
ふぅ、とため息をついてみせる。
「そんなの私だって認めたくないけどさ師匠はめちゃくちゃ強いし念が無くても強いのわかる?てゆか何であの人あんなに強いし速いのていうか逃げるとかまじ意味わかんないし私がいるのに何でいっつもいっつも置いていくの本当意味わかんない念も使えないのに勝手にいなくなるとかまじバカじゃないのってそのくせいなくなるのは早いししかも全く目撃情報も無いんだよすごすぎじゃない滅茶苦茶探し回ったけど結局いないし見つかったのはこの変態だけっていう私の気持ちにもなってよもう最悪師匠に会いたいよう何で私はこんなに師匠が大好きなのに置いていかれるのさ可愛い弟子を置いていくとか鬼畜すぎるでしょまぁ何がいいたいって師匠まじ大好きってことなんだけどとにかくあのプリン廃を見つけないと危険だから変態と協力しなきゃなのだようわあわあおわあいいやだぁぁぁあていうかあの人まじr」
「あー!もう!いい!わかった!」
よっし。誤魔化したぜ。
ヒソカにドヤ顔したら目逸らされた。何で。
「あの……」
ふと、可愛らしい声が聞こえた。あの強者らしき女の子。
「私たち、強い仲間を探しているんです。もし良ければ、仲間になっていただけませんか?」
仲間?
「おいビスケ!何でこんな奴らと」
「こんな奴らとはご挨拶だなキルアよ。この変態奇術師と一緒にしたら君のお兄様に所在地流すぞこんにゃろう」
「……!何でヒソカと!!」
素直でよろしい。
「あら、だって悪い人には見えませんもの」
「ビスケは知らないから!」
「私はいいよー。ちょっと退屈してきてたし、少しぐらい楽しみたいと思ってたとこだもん。ヒソカもいいでしょ?」
ヒソカが頷く。……うん、ここは乗っておいた方がいい。
だって、ビスケって子に見透かされてる気がするからさ。
*
227 「ふっふーん、私を舐めるでないぞキル。相変わらず聡くて可愛いぜ」キルア「あ?何だよバーカ」「ば……っ!?」→←225 「……いや別に私の身体なんか今傷だらけだしどーでもいいんだけどね」ヒソカ「クロロがキレるよ?」「あ!それはやばいわ!」
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勿忘草 - 216話の少女(57歳)に吹きましたwロリババa((殴 (2020年6月5日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 212話最高ですね夢主...強い(確信) (2020年6月5日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 白瀬さん» 早口言葉ですね!!さぁご一緒に!!「ボポボボポボボポばがぶっ」(舌を噛む) (2019年8月29日 17時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬 - ボポボって言いづらいよね‥(遠い目 (2019年8月19日 21時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 林 香織さん» 香織さん、ありがとうございます!クロロイケメンになってますか!?良かったです!!更新ペースが遅くて申し訳ないです…楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります! (2019年7月12日 23時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2019年4月7日 0時