186 ゴン「ううーーー……」キルア「負けないぜ、ゴン」ゴン「オレだって！！」 ページ24
*
ゴン「そうだ！」
クラピカから念についてのアドバイスを受けていたゴンが手を打った。
ゴン「クラピカ、オレの師匠になってよ！！」
クラピカ「え？」
これなら旅団を追うことも止められる……という目論見ありきの提案だ。それに、確かにクラピカの教え方はわかりやすく、必殺技を持っていて隠も使える時点で、ゴンたちの先に行っている。
しかし、
クラピカ「残念だがそれはできない」
きっぱり断られてしまう。
クラピカ「私のボスが明日にでもここを発つ。立場上、私も付いて行かなくてはいけない」
ゴン「ヨークシンを出るの？」
クラピカ「ああ。旅団のことは……確かに心残りではあるが、あれから既に2日経った今、もうここにはいまい」
ゴン「そっか……それがいいよ」
クラピカが微笑んだ。
クラピカ「ゴンは誰に念を教わったんだ？私に聞くより、その人に聞いた方がいいんじゃないか？」
ゴン「そうか！」
ウイング『ははは、必殺技ですか。いかにも君たちらしい』
ゴンとキルアの師匠ーーウイング。
ゴンは電話でウイングに相談をする。キルアも自分の能力のヒントを得ている今、ゴンはかなり焦りを感じていた。
強化系に必殺技は必要無い、と言われてゴンは驚く。かなりバランスの良い系統だと聞いても、焦りは収まらない。
いつもならば、どれくらい時間がかかっても焦って修行を積もうとは考えないが、審査までの時間は短い。ショートするまでゴンは頭を回転させていた。
そんな彼への、ウイングのヒントはこうだった。
ウイング『ゴン君が、そのツェズゲラという人の前で見せたのは普通の練だけでしょう』
ーー今度は、
ゴン「全て、同時に……」
ゴンは今までのことを思い出し始める。
今までに覚えたのは、纏・絶・練・発ーーそして、
ゴン「凝！」
ここでゴンは気がつく。
ゴン「そういえば凝をしている時、別の部位がどうなっているかは見てなかった……僅かだけど、オーラは出てる」
これを閉じれば……全て同時にできる！！
ゴン「よーしっ！！」
意気込んでゴンは修行を始める。
ゴン「焦りは禁物……」
ウイングの言葉を思い出し、
ゴン「押忍！！」
キルア(何か掴んだな)
電気の青い光を受け、キルアがにっと笑う。
キルア(負けないぜ、ゴン！)
*
187 「なんか2人は頑張ってるけど私どうしよ」→←185 「師匠のプリンってすっごい美味しいんだよ。本人的には満足してないらしいけど、なんだろう、師匠が作った！っていうかクロロお手製！みたいな、もう師匠が作っただけで一種のブランドみたいな。とりあえず誰得かって言うと間違いなく私得だと言っておく痛い！！」クロロ「……」「なぜにでこぴん？」
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勿忘草 - とっても面白いです！ところでクラピーは女装してなくても可愛い気がするのは私だけでしょうか？ (2020年6月5日 16時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 皆さん、温かいコメントをありがとうございます！本当支えになります。ここからも楽しんでください！よろしくお願いします！ (2019年4月1日 0時) (レス) id: 862efe2a89 (このIDを非表示/違反報告)
夜空?(プロフ) - ゆっくりでもいいです。いつでも待ってます。元気を出して下さい。私は主の小説が大好きです。主のおかげで勇気付けられた事もありました。主が無理せず、幸せに、元気になって下さると私は嬉しいです。 (2019年3月10日 14時) (レス) id: 9a1f04b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - あんまり無責任なことは言えないけど...私はこの作品が大好きです。更新されてたらすぐ読みにくるし、次の更新が待ちきれません。ゆっくりでいいです。またこの作品が更新されるのを楽しみに待ってます！ (2019年3月10日 9時) (レス) id: 504932b45f (このIDを非表示/違反報告)
闇猫(プロフ) - ゆっくり休んで下さい。この作品が大好きので、また会える日をお待ちしております！ (2019年3月10日 1時) (レス) id: c653d2043b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2018年12月5日 18時
