185 「師匠のプリンってすっごい美味しいんだよ。本人的には満足してないらしいけど、なんだろう、師匠が作った！っていうかクロロお手製！みたいな、もう師匠が作っただけで一種のブランドみたいな。とりあえず誰得かって言うと間違いなく私得だと言っておく痛い！！」クロロ「……」「なぜにでこぴん？」 ページ23
*
【クロロside】
セレネ「……だーかーらー、私じゃないってば。スカーレットの言葉が信じられないの？……あ、信じられない？ああそうですか」
焚き火の向こうで不機嫌な顔をするセレネを見ながら、溶けたチーズを乗せたトーストを頬張る。
セレネ「だからそれ多分ゾルディック家の暗殺者が……針でしょ？私の殺し方とは違……え？私が依頼したかってこと？するわけない！」
片手に電話を持って話すが、もう片手にあるトーストは口に運べていない。
セレネ「十老頭からは私良い金額貰ってたし、流星街とのパイプだって私がやってたじゃん。そこで裏切るメリットなんて無いんですけどー！」
どうやら、十老頭から甘い汁を吸っていたマフィアたちの応対に当たっているらしい。十老頭を殺したのはお前では無いのか、と。
セレネ「指名手配されてたのは男装してたし、それはうぼ……旅団と戦いたかったからだし」
……おい。そんなこと考えてたのかお前。
セレネ「……あのさぁ、これ以上グダグダ言うなら、君の組の秘密、サイト作っちゃうよ？いいの？」
恨めしそうに冷めたトーストを見る。
セレネ「秘密が何かって、違法ドラッグ。コミュニティーの規則を無視した人身売買、その他諸々。……ん？」
やっとのことでセレネもトーストを頬張る。
セレネ「あー、それは知らない。私ずっと流星街の仕事してたから。……ふーん、まぁいいや私あの人嫌いだし」
格安料金って言ってぼってたわ、と呟きつつコーヒーを飲む。……いつまで続くんだ、この電話。
セレネ「……は？今から？無理。やだ。私今デート中。だからもう切っていい？……何？何何何何、うるさい」
急に電話の奥の声が大きくなった。……微かに彼氏かよ！嘘だ！という声が聞こえる。
セレネ「彼氏いたらダメなの？じゃーねー」
待て、せつめ……と言うところで切れた。
セレネ「……このワード使える。『彼氏』」
「随分好かれているようだな」
セレネ「十老頭暗殺の罪を私に着せて、守ってやるから嫁になれってさ」
「……はァ？」
セレネ「ああ、うん、気にしないでくださいね？私が小さい頃から言われてる。だいたい5、6歳くらいの歳だと思うけど」
やれやれとため息をついてセレネがトーストを食べ終わる。
「お前、どんな行動したらそうなるんだ」
セレネ「知らないですよ……私が聞きたい……イルミもそうだし。てゆーか何で十老頭……」
「……それはオレがイルミに依頼した」
セレネ「あんたか！！」
*
186 ゴン「ううーーー……」キルア「負けないぜ、ゴン」ゴン「オレだって！！」→←184 キルア「……あ、これ交互に進めてくの？」ゴン「なるほど」キルア「読みにくかったらごめんな。さて、オレは修行するぜ」ゴン「う〜……」
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勿忘草 - とっても面白いです！ところでクラピーは女装してなくても可愛い気がするのは私だけでしょうか？ (2020年6月5日 16時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 皆さん、温かいコメントをありがとうございます！本当支えになります。ここからも楽しんでください！よろしくお願いします！ (2019年4月1日 0時) (レス) id: 862efe2a89 (このIDを非表示/違反報告)
夜空?(プロフ) - ゆっくりでもいいです。いつでも待ってます。元気を出して下さい。私は主の小説が大好きです。主のおかげで勇気付けられた事もありました。主が無理せず、幸せに、元気になって下さると私は嬉しいです。 (2019年3月10日 14時) (レス) id: 9a1f04b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - あんまり無責任なことは言えないけど...私はこの作品が大好きです。更新されてたらすぐ読みにくるし、次の更新が待ちきれません。ゆっくりでいいです。またこの作品が更新されるのを楽しみに待ってます！ (2019年3月10日 9時) (レス) id: 504932b45f (このIDを非表示/違反報告)
闇猫(プロフ) - ゆっくり休んで下さい。この作品が大好きので、また会える日をお待ちしております！ (2019年3月10日 1時) (レス) id: c653d2043b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2018年12月5日 18時
