if__コードブルー__【名取颯馬】

兄妹です。（名取×貴方） ページ20

横峯side



山のように残っていた書類仕事が半分ほど終わり、一息つく。




横峯「はぁ〜、疲れたぁ〜。」


灰谷「……お疲れさm…ｱｯ………横峯先生……」


横峯「んー？……………あ、」



藍沢先生………



藍沢「疲れてるのは分かる。でも、それを声に出すな。休んでる暇があったら書類の一つでも処理しとけ。」




横峯「は……はぁい、………」





怖ぁ〜……



休む暇があったら………とかなんとか言ってたけど気分転換に病院内を歩く。

そのくらい良いよね！






横峯「あ、…こんにちは！坂下さん、具合どうですか？」



「すっかり元気です。これも、横峯先生のおかげです。」



横峯「いえいえ。」




とか言ってるけど、案外嬉しいんだよね。


患者さんから褒められるとやる気出てくる！





さぁ、仕事に戻るか！









っと……






あれ？あの子誰だっけ？


ずっとこっち見てるんだけど…








横峯「どうかしました？」




「あ………あの！この病院に名取って人いますか？」




横峯「名取………？名取先生のことかな？」




「多分その人！呼んでくれない？」





急にタメ口になったその子は名取先生を呼んでいるみたい。





横峯「あ〜、うん。分かった、ちょっと待っててね。」






名取先生は確か……ICUにいたはず。

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す