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64話 ページ26

帰り道をテクテクと歩く。

さっきのキスで頭グルグル。
なげぇんだもんっ!

フェイ「どうしたか」

「…別に…なんも」

私の少しを前を歩く貴方は余裕なんだろうね…。
そういうの慣れてるの?

「フェイって…キスなれてんの?」

フェイ「…は?…お前アホか。慣れてるわけないよ」

安心。安堵。

よかったぁ。

フェイタンの後ろ姿が、なんとなく好き。
頼りになる背中があるみたいで。

触れたいけど、触れられない。

手をのばしてもやめてしまう。
でも、近づきたい。

その矛盾点。

「フェイ」

フェイ「何ね」
と、振り返ってきてくれるから。

そっと抱きつく。
心臓がヤバいくらいに高鳴った。

フェイ「?!…///」

「…好き」

フェイ「…私もよ」

「フィンに…キスされた時…フェイが来てくれなきゃ…押し返せなかった…。ありがと…」

フェイ「気にするな」

「さっきの…もっかいしてほしい…」

…………。
え、は、え…!?!?!?
今、なんつった!?
自分なんつった!?

……………死ぬ。
私………死ぬ……!

フェイ「わがままね…ま、仕方ないね」
と、そっと、優しく頬を両手が包んだ。

チュと、触れるだけのキス。

フェイ「満足したか…?」

「…うん…//」

フェイ(…ぜたい、言えない。襲いたくなるなんて…口が避けても言えないね…)

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ヴァインシン(プロフ) - 朝霧さん» 読んでくださりありがとうございます!…更新するの生き甲斐です笑 続編はもう想像を詰め込みました!!フェイタン大好きです笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 続編おめでとうございます!更新速度速くて二時間に一回は見てますwこれからも更新頑張ってください!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: d8a57adf45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴァインシン | 作成日時:2016年2月14日 21時

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