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56話 ページ18

夜独特の静けさと、沈黙が絡み合いすんごい空気。

ダメだ。
耐えらんない。

私は、足早に戻ることを決意。
それしかない。
今、フェイの顔を見たら、泣くことも有りうる。

「…」

君の横を通りすぎる。
それだけのことなのに。

視界の端に写る君を探してる。

フェイ「…」

無言じゃん?
弁解すら、する気ないんじゃん?

私が立ち去っても"何も"思わないんでしょ?わかってる。

フェイ「………」

ゆっくりの速度は速くなって。

逆に唇は熱を帯びる。

「…っ」

君の横を通りすぎて30cm。

フェイ「………怒てるか?」

"怒ってる?"

"怒ってたらどうするの?"

"違う"

言ってほしいのは。

「…怒って…ないけど…」

フェイ「…そうか」

「…そうかって…何?」

フェイ「…」

「馬鹿!アホ!…キスなんかするなってんだ!馬鹿!!」

泣きそうになる。
声が枯れそう。

ただただ。
それだけ。

君が好き。

涙が伝い落ちる。

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ヴァインシン(プロフ) - 朝霧さん» 読んでくださりありがとうございます!…更新するの生き甲斐です笑 続編はもう想像を詰め込みました!!フェイタン大好きです笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 25d31f47b1 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 続編おめでとうございます!更新速度速くて二時間に一回は見てますwこれからも更新頑張ってください!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: d8a57adf45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴァインシン | 作成日時:2016年2月14日 21時

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