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久しぶりに見たジョングクの姿は、思っていたよりも元気そうだった。
「……もう来てくれないと思ってた」
ジョングクは目を丸くしたままそう言った。
「うん。もう知ってるかもしれないんだけど、最近……外に出るのも怖くなっちゃって。見舞いにも来なくてごめん」
「もう大丈夫なの？」
「うん。オッパ達が励ましてくれたから」
そこで言葉を切って、私は息をついてから頭を深く下げた。
「本当にごめんなさい。ジョングクに八つ当たりした上に怪我までさせちゃって。ジョングクの気持ちを汲まずにひどい言葉を言ってごめ＿＿＿＿」
「謝るのは俺の方だよ」
下げていた頭を撫でられた。驚いて顔を上げると、ジョングクが優しく微笑んでいた。
「今までAのことわかってたつもりだったけど、本当はまだまだだった。お前がものすごい努力家で、辛くても弱味を吐かないで自分で我慢しちゃう性格だってわかってなかった」
何も言えずに黙っていると、ジョングクは続ける。
「これからは、もっと頼って。弱味でもなんでもぶつけてよ。俺達が＿＿＿＿俺が全部受け止めるから」
彼の言葉に、今日二度目の涙が流れてきて。泣き笑いの不細工な顔で「ありがとう」と頷く。
「オッパ達と、ジョングクと、防弾少年団でいれてよかった」
「俺も、Aと一緒にいれて嬉しい」
ジョングクは起き上がると、ベッドから降りて私の肩を抱き締めた。
「え、怪我は？」
「もう全然平気」
「ダメだよ、まだ安静にしてた方が」
「本人が平気って言ってるんだからいいの」
そう言いながら彼は笑って親指で私の涙を拭った。
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?(プロフ) - ウラツクで一番好きなお話兼一番更新を楽しみにしてるお話です！続きが気になりすぎてはじめてウラツクでコメント残しました！笑 これからも無理せず頑張ってください！ (2019年8月23日 23時) (
レス) id: 7911c797b0 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！お返事嬉しいです！はい！楽しみにしてます！ (2019年6月24日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！頑張ってください！ (2019年6月19日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2019年6月16日 17時
