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“ジョングク痛そう……なんでAは動かなかったの？”
“Aって一番アンチ多いよね”
“こんなこと言っちゃダメかもだけど、Aのせいでジョングク可哀想”
“よくやってくれたわ。私もA大っ嫌い”
すぐにスマホの電源を切る。SNSで事件について検索したことを後悔した。アンチの投稿でいっぱいになっているのはわかっていたことなのに。
ジョングクは明日には退院するとオッパ達が教えてくれた。そのオッパ達は今私達抜きでバラエティ番組の収録をしているはずだ。私は怪我はなかったから参加するべきなんだけど、仕事のことを考えると震えが止まらなくなったり過呼吸気味になってしまう症状が出てしまっていた。
JiminA、ご飯ちゃんと食べた? ちょうど今休憩中なんだ。
お昼頃、ジミンオッパからカトクが届いていた。
本当は食欲なんてなくて朝から何も食べてない。でもそう言ったらきっとオッパ達は心配してくれちゃうだろうから、“食べました”とだけ返す。
すると、直後にジミンオッパから電話がかかってきた。
「……もしもし」
『あ、A？ ごめん、やっぱり心配でさ。一人で平気？』
あんな小さな嘘では、ジミンオッパの心配性は通り抜けられなかったみたい。
「平気ですよ。子供じゃないです」
本当の妹のように優しく接してくれるジミンオッパ。いつもと変わらないその優しさに触れて、思わず涙が溢れそうになった。
『本当に？ いや、子供扱いしてるわけじゃなくて、Aを大切に思ってるから＿＿＿＿って、あ！ テヒョン！』
『ヤー、ジミナ、隅に置けないね。俺の大事な大事なAを口説いてたでしょ！』
『違うよ！ あー、もう、返せー！』
いつものクオズの争いが始まったみたいだ。
『もしもし、A？ 俺がいなくて寂しくて泣いちゃったりしてない？』
「してません」
『え、即答？ あ、そういえば冷蔵庫に俺のプリンあったよね？ それ、食べていいから！』
あぁ、いつもは四次元といじられているテヒョンオッパも、私を心配してわざとこんな風に明るく振舞ってくれてるんだって。そう思ったら今度は本当に涙が出てきた。
「＿＿＿＿わかりました。ありがとうございます」
『A？ 泣いてるの？』
若干焦ったオッパの声。ジミンオッパの『え、何泣かせたの？』と不機嫌な声も聞こえて、私はふふっと泣いたまま微笑んだ。
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?(プロフ) - ウラツクで一番好きなお話兼一番更新を楽しみにしてるお話です！続きが気になりすぎてはじめてウラツクでコメント残しました！笑 これからも無理せず頑張ってください！ (2019年8月23日 23時) (
レス) id: 7911c797b0 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！お返事嬉しいです！はい！楽しみにしてます！ (2019年6月24日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！頑張ってください！ (2019年6月19日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2019年6月16日 17時
