七武海と海軍、短編集！

庵中藻作兵衛@OP更新中さんリク : おじいちゃ((( サカズキさんとお喋り。: 赤犬&貴方 ページ24

赤「A」

あ「どうしたんですか？」

赤犬さんは海軍本部の凄い人。私は彼を尊敬している、だって彼は強くて正義感も溢れてカッコイイんだから。

私なんか幼い頃から夢もなく、ただ一生懸命何かを終えようとして、それを終えて満足感に浸ってただけだけど。

赤「お前もわしのような、海軍を仕切る大将になってみたかったのか」

あ「ええ。でもですね、私、海軍はなんであるんだろうとか考えちゃいますよ」

赤「.....なぜ」

あ「だって彼らには夢があるじゃないですか。夢があって、だから仲間と一緒に戦って、一緒に傷ついて....そういうのって素敵じゃあありませんか」

赤「お前の考えるこたァ、たまに分からんな」

赤犬さんは、海賊をまったくの"悪"だと思っている。

赤「海賊は夢があるんじゃない。人を殺すだけの邪魔な夢を持った者達なだけじゃァ。海軍のように人を守る正義感を持たん奴らは....」

あ「どんな夢だって希望です！邪魔な夢なんてありません！第一、正義感とはいっても、海軍の方がよっぽど夢がないじゃないですか！」

その途端沈黙。

私は言い過ぎたな、と反省して謝った。

あ「ごめんなさい。夢がないとか言って...海軍も人です、立派な夢があるはずですよね...」

赤「人皆が皆、夢を持ってるワケじゃない。わしだって、夢なんか持ってなかったわい」

あ「ぇ、赤犬さんも？」

その言葉に驚いた。てっきり赤犬さんがずっと、大将になりたいっていう夢を持っていたのかと思った。

赤「言ったじゃろ。別にわしは大将を夢みてたワケじゃない」

あ「じゃあ...何を夢みてたんですか」

赤「さァな。そんなの、わしにも分からん」

あ「赤犬さんは頭いいのに？」

赤「年寄りが全員知恵を持ってると思うんじゃない」

あ「年寄りって....(笑)」

赤「何笑っちょるんじゃァ。もうじき家に帰る時間帯じゃないんか」

あ「ハッ....そうでした！子ども達に晩御飯作んなきゃ！」

赤「気をつけて帰り！」

あ「はい！お時間ありがとうございました！」

私はペコっとお辞儀をした。そして、言った。

あ「赤犬さんはカッコイイ、夢のある人ですよー！」

こんな事言うの上から目線だったかもしんないけど、いろんな事を学べた気がする。
赤犬さんにまた時間とってもらって、お喋りしよっと♪

リアンさんリク: 皆でグダグダワイワイします : スモ&クロ&ミホ&貴方→←文字数がまたしても入らないっていうね！

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